2014年03月05日

iMac Late 2009/Mid 2010 用HDD 交換キット

この製品は、Vintage Computerオリジナル品としては、現在もっとも人気があります。以前にもこちらでご紹介しましたが、まだまだ知られていないと思いますので、再度ご紹介します。これで悩みが解決というiMacユーザーも多いと思います。

このパーツは、iMac Late 2009/Mid 2010用です。もし、iMacのHDDが壊れてしまったら、どうするでしょうか。

1. アップルに修理に出す。
2. 自分でHDDを買ってきて、交換。どうせなら、より大容量に交換。

1の場合、修理代金は5万円ほどかかるようです。しかも、HDDはオリジナルの容量のまま。元が500GBなら500GBのままです。せっかくだから、2TBに交換して、とお願いしても受け付けてくれないはずです。

2の場合、市販の3.5インチSATAドライブを買ってくれば、交換の技量さえあれば格安で修理できそうです。しかも、最近は2TBくらいならかなり安いですし、4TBに交換することも可能です。このモデルは表面のガラスを吸盤で外して、液晶を取り外す必要があります。一見ハードルが高そうですが、実際はそれほど難しくなく、中級レベルなら十分可能です。
しかし。このモデルにはそれ以前のモデルにはないハードルがあります。HDDが温度センサ端子付きの特別仕様になっており、ここにロジックボードからのケーブルを繋がないとファンが高速回転してしまいます。ですから、iMacのこのモデル用の純正HDDを使わないと、正常動作できないのです。
これは困った。ドライブ交換に5万円出すしかないのか? また、故障ではなく、アップグレードはできないのか?
これを解決するのが本製品です。

ThermoCable

























iMac Late 2009/Mid 2010 用HDD 交換キット(ツール付き) 8,980円
iMac Late 2009/Mid 2010 用HDD センサケーブル 6,800円


温度センサ端子が付いてないドライブでも、温度センサを外付けすることで、正常動作させることができます。
ロジックボードからHDDの温度センサ端子に繋ぐケーブルの代わりに、本センサをスピンドル上に取り付けます。これでバッチリファン制御できます。
センサが付いていないと、AHT(Apple Harware Test)でエラーが発生しますが、本品を付ければ、エラーも出ません。
これで、HDDトラブルの故障修理も、アップグレードもバッチリです。交換は意外に簡単ですよ。

Mid 2011モデルにも同様の問題があり、Mid 2011用のケーブルも販売中です。ただし、こちらは交換は上級者向きになります。

iMac 21.5インチMid 2011用HDD センサケーブル 5,800円
iMac 27インチMid 2011用HDD センサケーブル 5,800円





vintagecomp at 09:05│Comments(0)TrackBack(0)テクニカル 

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