2014年06月07日

旧Mac Pro 究極のアップグレード

新型が出たと言っても、まだまだ高性能な旧Mac Pro。しかし、最大の弱点は、ストレージの速度です。インターフェースはSATA 2。ここがボトルネックです。
そこで、SATA 3のPCIeカードを登載すれば500MB/sec以上の性能を発揮します。とは言え、これでも最新のエントリーマシンMacBook Airに及びません。MacBook Airは、PCIe接続のSSDを搭載しており、700MB/sec程度の速度が出ています。ちなみに、現行Mac Proは1GB/sec超の速度です。なんとか、これを凌駕できないか。答は、ハードウェアRAIDです。

MaxConnect



















MaxConnect 4x Optical Bay kit for Mac Pro, Hardware RAID
 49,800円

SATA 3 高速SSDを4台搭載しストライピングにすれば、何と2GB/secを超えるスピードを発揮します。また、1GBのオンボードキャッシュを搭載しており、超高速転送に貢献しています。
こういうカードはOS起動非対応の製品がほとんどでした、OS Xの起動にも対応しております。ちなみにこのカード、メーカー出荷時はOS X起動対応になっておらず、ユーザーがFirmwareをアップデートする必要があり、なかなか面倒です。Vintage Computerでは、FirmwareをアップデートしてOS X起動対応にした状態で販売しております。

4台ものSSDをどこに搭載するかというと、光学ドライブの下段ベイです。ここは空いているマシンが多いはず。ここに、4台ドライブを搭載できるマウンターを設置します。
マウンターとケーブルのみも販売しています。

4xmounter






















Optical Bay 4x マウンターキット kit for Mac Pro 9,800円

さて、2GB/sec超というと夢のようですが、考えてみると今や光学ドライブを搭載していないマシンが主流です。そこで、旧Mac Proの光学ドライブを取り外せば、8台のSSDを格納できることにになります。
そうすると、8台でRAIDを組めたら・・・と考えるのが人情ってもんです。
そんなことできるのかと言えば、できます。

MaxConnectx8


















MaxConnect 8x Optical Bay kit for Mac Pro, Hardware RAID
 79,800円


最大転送速度4GB/sec
ただし、ちょっとキワモノです。データーケーブルを2本(8台分)内部に取り回す必要がありますが、Mac Proのケーブル穴に、2本通せないのです。そこで、サイドドアを開けたまま運用するか、内部の仕切り板に穴を開けるという改造が必要になります。これはスマートではありませんが、究極の性能をという方にお薦めです。


vintagecomp at 10:45│Comments(0)TrackBack(0)Products 

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