2015年01月27日

Mac 31歳の誕生日

1984年1月24日は、Macが誕生した日です。下の画像は、左から初代Mac 128K、128K 後期型、512K です。

Mac









SNSでもMacの誕生日を祝うメッセージが流れていました。そんな中で、ちょっと気になったコメント。

「31周年と言っても、当時と今ではコンセプトも違う全くの別物ですからね〜。」

果たしてそうでしょうか。
確かに、初代Macと現在のMacでは性能は全く違います。CPUクロックは、8MHzに対し2GHz前後でDual Core以上。クロックだけでも250倍。メモリは128KB、今では最低でも4GB。3万2千倍。記憶容量は、400KBに対し、最低でも128GB。32万倍です。確かに、スペック的には別物ですね。
最近Macを使い出した人が、初代Mac 128KのSystem 1.0を使ってみるとどうなるでしょう。機能は少ないんですが、全く迷うことなく使えてしまいます。メニューバーが上にあって、起動ディスクがデスクトップ右上に表示され、右下にゴミ箱。ウィンドーの基本も同じ。何も迷うことはありません。
UIのコアとコンセプトは31年経った今も、脈々と受け継がれていると言って良いでしょう。

これが、Windowsだとこうはいきません。Windows 1.0はどう使えば良いか途方に暮れるでしょう。それどころか、Windows 3.1でもかなり迷ってしまうはず。Windows 8でも大幅に変わって不評を買ったくらいですからね。

デザインの面でも、直線と曲線を融合させた美しい形は、今も昔も共通していると思います。特に当時のパソコンと言えば、武骨なケースに収まっているのが当たり前だっただけに、Macの美しさは群を抜いていました。


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