2015年06月02日

ガラクタの正体は!?

 Apple がガレージカンパニーの頃の最初の製品 Apple 1が、何とシリコンバレーのリサイクルショップにガラクタとして持ち込まれたというニュースが話題になっています。

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ある女性が、シリコンバレーのリサイクルショップ(再販業者と言うより、解体業者と思われます)に、段ボール箱に入ったガラクタを持ち込みました。
その時の会話。

女性「夫が亡くなったので、ガレージを片付けるためにこれを処分したいんです。」
業者「レシートは必要ですか?」
女性「いえ、何も必要ないです。」

業者は通常連絡先などを書いてもらうそうですが、女性は拒否。女性は、もしかすると処理料を取られてしまうと思っていて、それが無料だったのでラッキーと思い、連絡先も残さなかったのかも。
業者は後で、Apple 1が入っていることが分かり、ビックリ仰天。偽物に違いないと思ったそうですが、本物だったそうです。
この会社のポリシーでは、元の持ち主と利益を折半することになっているそうで、元の持ち主を探しているそうです。何と、正直者の業者さん! 果たして、見つかるでしょうか?

ニュースでは、20万ドルの価値と報じていますが、かなり控えめな値付けと言って良いでしょう。昨年、オークションで最高値が記録されていますが、この時の価格が90万5千ドル。今のレートで、1億1千万円あまり。最近の他の売買でも、50万ドル程度の値が付いています。もちろん、価格は状態や付属品、ドキュメントなどによっても違ってきますので、おそらく基板だけの今回のApple 1 はもう少し安いかも知れません。

そういえば、私が通うコンピュータースワップミートにもガラクタに紛れてApple 1が売られていたことがあるという噂を聞いたことがあります。2000年頃の価格は、2万ドル〜3万ドルくらいでした。当時、欲しいけど手が出ない!と思っていましたが、買っておけば良かったな〜!



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