2015年07月22日

Mac改造、MacBook Late 2008

各モデルの特徴、お薦め改造、メインテナンスのツボを紹介するMac 改造の連載を開始することにしました。まずは、2008モデル以降を取り上げていこうと思います。第一回は、MacBook Late 2008。

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概要
 それまでのMacBookの白/黒樹脂ボディからアルミユニボディに変更。しかし、その後の後継機種ではアルミユニボディはMacBook Pro 13インチに改名され、MacBookは白の樹脂ボディに復帰。名称的には、紛らわしい一台となってしまった。
2008年のエントリーモデルながら、最新のOS X Yosemiteにも対応。現在でも、アップグレードによっては十分使えるマシンです。
 

主要スペック
販売期間 2008/10~2009/6
機種ID:MacBook5,1
製品番号:MB466J/A, MB467J/A
CPU: Core 2 Duo 2.0GHz, 2.4GHz
メモリ:標準 2GB DDR3 1066MHz SODIMM
ストレージ:160GB/5400 rpm 2.5インチ SATA HDD
光学ドライブ:8X DL SuperDrive
グラフィックス:GeForce 9400M
スクリーン:13.3インチ 1280x800
Wi-Fi: 802.11n
Bluetooth 2.1+EDR
発売時のOS バージョン:OS X 10.5.5
最終OS:最新の10.10 Yosemiteに対応(2015/7現在)


お薦め改造(難易度は1〜5、5が最難関)

メモリ
 アップルの公式スペックでは、最大メモリは4GBですが、実際には4GB 2枚で8GBまで拡張可能です。発売当初は6GB(4GB+2GB)までしか対応していませんでしたが、その後のEFI アップデートで8GBに対応しています。バッテリを外して、裏蓋を外す必要がありますが、プラスドライバのみで可能です。
また、1333MHzなど上位クロックのメモリも使えそうですが、お薦めしません。一応使えますが、相性的問題が発生しやすくなります。
難易度 1〜2

8GBキット(4GBx2) DDR3 1066MHz PC3-8500 SODIMM


SSD
2.5インチ HDDのインターフェースはSATA 2(300MB/sec)対応。SSDへの換装により、大幅な性能アップが望めます。一部のSATA 3 SSDは、SATA 1相当になってしまうため要注意(OWC, Intelで報告あり)。Samsung EVO 850がお薦め。
難易度 1

Samsung 850 EVO 2.5インチ SATA 3.0 6Gbps SSD 500GB

光学ドライブ
SATA 9.5mm 光学ドライブだが、ドライブボディ前側にねじ止めの穴があるApple 独自仕様。汎用の光学ドライブだと、正常に固定できないため要注意。更に、Mid 2009以降の光学ドライブとは、前側ネジ1個のネジ穴位置が異なるため、こちらも注意が必要。
SuperDriveからBlu-ray ドライブへのアップグレードも可能。Blu-rayディスクの作成等は問題ないが、
Blu-rayタイトルの再生には要注意。代表的な再生アプリMac Blu-ray Playerのシステム条件は、Core 2 Duo 2.4GHz以上。上位モデルは満足するが、下位モデルは満足しません。条件に満たない場合、再生できないわけではないですが、コマ落ち等多くなります。
難易度 2〜3

Blu-ray 6x BD-RE UJ-267 内蔵ドライブ, Late 2008, Early 2009用


メインテナンスのツボ

ファン
古くなると、ファンノイズが大きくなり最悪ロックしてしまいます。ノイズが気になりだしたら、早めに交換しましょう。

難易度 2

MacBook (Pro) 13インチ 冷却ファン Late 2008-Mid 2012用


バッテリの確保
純正メインバッテリの供給は終了しています。サードパーティー製は、信頼性に難ありの場合も少なくないので、評判の良いものを選びましょう。今後入手難になると思われますので、早めの確保をお薦めします。
難易度 1

Key Power MacBook 13インチ Late 2008 Unibody用リチウムイオンバッテリ

vintagecomp at 09:55│Comments(0)TrackBack(0)Mac改造 

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