2015年08月18日
Mac改造、MacBook Pro 15インチ Late 2008/Early 2009
各モデルの特徴、お薦め改造、メインテナンスのツボを紹介するMac 改造の連載 第3回目です。今回は、MacBook Pro 15インチ Late 2008/Early 2009。
概要
それまでのアルミプレスボディからアルミユニボディに変更。その後も2012年までほぼ同じボディのモデルが続きましたが、バッテリが脱着できてExpressCard スロットがあるのは本モデルのみ。
2009年3月にEarly 2009モデルが追加されていますが、機種IDも同じで、高クロックモデルの追加という形になっています。
主要スペック
販売期間 2008/10~2009/6
機種ID:MacBookPro5,1
製品番号:MB470J/A, MB471J/A, MC026J/A
CPU: Core 2 Duo 2.4GHz, 2.53GHz, 2.66GHz
メモリ:標準 2GB DDR3 1066MHz SODIMM
ストレージ:250GB/5400 rpm 2.5インチ SATA HDD
光学ドライブ:8X DL SuperDrive
グラフィックス:GeForce 9600GT
スクリーン:15.4インチ 1440x900
Wi-Fi: 802.11n
Bluetooth 2.1+EDR
発売時のOS バージョン:OS X 10.5.5
最終OS:最新の10.10 Yosemiteに対応(2015/8現在)
お薦め改造(難易度は1〜5、5が最難関)
メモリ
アップルの公式スペックでは、最大メモリは4GBですが、実際には4GB 2枚で8GBまで拡張可能です。発売当初は6GB(4GB+2GB)までしか対応していませんでしたが、その後のEFI アップデートで8GBに対応しています。バッテリを外して、裏蓋を外す必要がありますが、プラスドライバのみで可能です。
また、1333MHzなど上位クロックのメモリも使えそうですが、お薦めしません。一応使えますが、相性的問題が発生しやすくなります。
難易度 1〜2
8GBキット(4GBx2) DDR3 1066MHz PC3-8500 SODIMM
SSD
2.5 インチ HDDのインターフェースはSATA 2(300MB/sec)対応。SSDへの換装により、大幅な性能アップが望めます。一部のSATA 3 SSDは、SATA 1相当になってしまうため要注意(OWC, Intelで報告あり)。Samsung EVO 850がお薦め。
難易度 1
Samsung 850 EVO 2.5インチ SATA 3.0 6Gbps SSD 500GB
光学ドライブ
SATA 9.5mm 光学ドライブだが、ドライブボディ前側にねじ止めの穴があるApple 独自仕様。汎用の光学ドライブだと、正常に固定できないため要注意。更に、Mid 2009以降の光学ドライブとは、前側ネジ1個のネジ穴位置が異なるため、こちらも注意が必要。
SuperDriveからBlu-ray ドライブへのアップグレードも可能。代表的な再生アプリMac Blu-ray Playerのシステム条件は、Core 2 Duo 2.4GHz以上で本モデルもギリギリながら満足している。実際に、若干のコマ落ちはあっても、ほぼスムースに再生できる。
難易度 2〜3
Blu-ray 6x BD-RE UJ-267 内蔵ドライブ, Late 2008, Early 2009用
光学ドライブスペースに2台目HDD/SSD
めっきり使用頻度が減った光学ドライブ。搭載しないモデルが主流となる中、搭載モデルとして使うのも良いが、光学ドライブを取り出して2台目のHDD/SSDを取り付けてしまうのも手です。取り出した光学ドライブは、外付けで使えます。
光学ドライブ交換 SSD/HDD マウンター
光学ドライブ交換 SSD/HDD マウンター 光学ドライブケース付き
ExpressCardの追加
ExpressCard スロットが搭載されている、最後のMacBook Pro 15インチです。ぜひ有効活用しましょう。最新のUSB 3.0も使えます。
USB 3.0 ExpressCard for MacBook Pro
I/Ocrest 2ポート eSATA ExpressCard
メインテナンスのツボ
ファン
古くなると、ファンノイズが大きくなり最悪ロックしてしまいます。ノイズが気になりだしたら、早めに交換しましょう。
難易度 2
MacBook Pro 15インチ 冷却ファン右
MacBook Pro 15インチ 冷却ファン左
バッテリの確保
純正メインバッテリの供給は終了しています。サードパーティー製は、信頼性に難ありの場合も少なくないので、評判の良いものを選びましょう。今後入手難になると思われますので、早めの確保をお薦めします。
難易度 1
ゴム足の交換
長年使っていると、ゴム足が欠品しがち。ゴム足がなくなると、本体がガタついて気持ちよく使えません。簡単に交換できるので、ぜひ交換しましょう。
MacBook Pro Unibody用ゴム足 2個セット
概要
それまでのアルミプレスボディからアルミユニボディに変更。その後も2012年までほぼ同じボディのモデルが続きましたが、バッテリが脱着できてExpressCard スロットがあるのは本モデルのみ。
2009年3月にEarly 2009モデルが追加されていますが、機種IDも同じで、高クロックモデルの追加という形になっています。
主要スペック
販売期間 2008/10~2009/6
機種ID:MacBookPro5,1
製品番号:MB470J/A, MB471J/A, MC026J/A
CPU: Core 2 Duo 2.4GHz, 2.53GHz, 2.66GHz
メモリ:標準 2GB DDR3 1066MHz SODIMM
ストレージ:250GB/5400 rpm 2.5インチ SATA HDD
光学ドライブ:8X DL SuperDrive
グラフィックス:GeForce 9600GT
スクリーン:15.4インチ 1440x900
Wi-Fi: 802.11n
Bluetooth 2.1+EDR
発売時のOS バージョン:OS X 10.5.5
最終OS:最新の10.10 Yosemiteに対応(2015/8現在)
お薦め改造(難易度は1〜5、5が最難関)
メモリ
アップルの公式スペックでは、最大メモリは4GBですが、実際には4GB 2枚で8GBまで拡張可能です。発売当初は6GB(4GB+2GB)までしか対応していませんでしたが、その後のEFI アップデートで8GBに対応しています。バッテリを外して、裏蓋を外す必要がありますが、プラスドライバのみで可能です。
また、1333MHzなど上位クロックのメモリも使えそうですが、お薦めしません。一応使えますが、相性的問題が発生しやすくなります。
難易度 1〜2
8GBキット(4GBx2) DDR3 1066MHz PC3-8500 SODIMM
SSD
2.5 インチ HDDのインターフェースはSATA 2(300MB/sec)対応。SSDへの換装により、大幅な性能アップが望めます。一部のSATA 3 SSDは、SATA 1相当になってしまうため要注意(OWC, Intelで報告あり)。Samsung EVO 850がお薦め。
難易度 1
Samsung 850 EVO 2.5インチ SATA 3.0 6Gbps SSD 500GB
光学ドライブ
SATA 9.5mm 光学ドライブだが、ドライブボディ前側にねじ止めの穴があるApple 独自仕様。汎用の光学ドライブだと、正常に固定できないため要注意。更に、Mid 2009以降の光学ドライブとは、前側ネジ1個のネジ穴位置が異なるため、こちらも注意が必要。
SuperDriveからBlu-ray ドライブへのアップグレードも可能。代表的な再生アプリMac Blu-ray Playerのシステム条件は、Core 2 Duo 2.4GHz以上で本モデルもギリギリながら満足している。実際に、若干のコマ落ちはあっても、ほぼスムースに再生できる。
難易度 2〜3
Blu-ray 6x BD-RE UJ-267 内蔵ドライブ, Late 2008, Early 2009用
光学ドライブスペースに2台目HDD/SSD
めっきり使用頻度が減った光学ドライブ。搭載しないモデルが主流となる中、搭載モデルとして使うのも良いが、光学ドライブを取り出して2台目のHDD/SSDを取り付けてしまうのも手です。取り出した光学ドライブは、外付けで使えます。
光学ドライブ交換 SSD/HDD マウンター
光学ドライブ交換 SSD/HDD マウンター 光学ドライブケース付き
ExpressCardの追加
ExpressCard スロットが搭載されている、最後のMacBook Pro 15インチです。ぜひ有効活用しましょう。最新のUSB 3.0も使えます。
USB 3.0 ExpressCard for MacBook Pro
I/Ocrest 2ポート eSATA ExpressCard
メインテナンスのツボ
ファン
古くなると、ファンノイズが大きくなり最悪ロックしてしまいます。ノイズが気になりだしたら、早めに交換しましょう。
難易度 2
MacBook Pro 15インチ 冷却ファン右
MacBook Pro 15インチ 冷却ファン左
バッテリの確保
純正メインバッテリの供給は終了しています。サードパーティー製は、信頼性に難ありの場合も少なくないので、評判の良いものを選びましょう。今後入手難になると思われますので、早めの確保をお薦めします。
難易度 1
ゴム足の交換
長年使っていると、ゴム足が欠品しがち。ゴム足がなくなると、本体がガタついて気持ちよく使えません。簡単に交換できるので、ぜひ交換しましょう。
MacBook Pro Unibody用ゴム足 2個セット