安心してください、Yosemite, El Capitan 対応ですよ！

一昨日のエントリーで、電源ケーブル不要のUSB 3.0カードをご紹介しました。そして、BBSでこんなご質問をいただきました。

This PCI-E Card is incompatible with Mac OS X 10.10 Yosemite or above. と有りますが、Yosemiteでは動作しないということでしょうか？

メーカーサイトに明記してありますので、普通に考えればダメですよね。ところがです、Vintage Computerでは、他メーカー品で全く同様の問題に直面し、それについては解決していました。

実際のところ、同じ製品なのに細かい仕様の違いがあり、10.9までしか動作しないカードと、10.10, 10.11でも全く問題なく動作するカードが混在しています。
入荷品については、すべて仕様確認を行い対応品のみを販売しております。もちろん、仕様チェックだけではなく、Yosemite, El Capitanでも問題なく動作することを実機確認しました。
仕様チェックやテストのため、コストがかかってしまうわけですが、確実に対応品をお届けしますのでご安心ください。












Inateck 4 Port USB 3.0 PCI Express カード　5,800円
Inateck 2 Port USB 3.0 PCI Express カード　3,980円

こちらも、お買い得です。

ORICO 4 Port USB 3.0 PCI Express カード　3,980円　2,980円

Comments

1. Posted by 通りすがり   2016年05月09日 16:55

当方ＭＡＣ−ＰＲＯ　２００８を利用しております。

何分動作がもっさりしてきたのでＰＣＩＥスロットにＳＳＤ導入も選択肢としてたのですが、業務に使うアプリがかなりのメモリを必要とするためページファイルのことを考えると躊躇していました。


こちらの記事を参考にしてふと思いついたのですが

ＵＳＢ３．０スロットを増設してＯＳをＵＳＢ３．０メモリからブートするのもありではないかと！？

ＵＳＢ３．０メモリなら２５６ＧＢの製品もあるし、トータルコスト的にも、そちらの方が安いんですよね・・・

2. Posted by Muto@VC   2016年05月10日 05:31

その方法もありですね。ただ、多くのUSBメモリは高速版と言われるものでも、200MB/sec程度ですから、性能的にはSSDよりも落ちます。
最速と思われるCORSAIR Voyager GTX なら、Read 450MB/sec, Write 350MB/sec (ATTO bench) ですから、2.5インチSSDと比べるとやや落ちますが、あまり遜色ない速度になっています。とは言え、このUSB メモリはそれなりの価格ですので、2.5インチSSD+PCIe カードと比べても大差なさそうです。
あと、気になるのが、MacはUSBの速度がWindowsマシンよりも遅くなる傾向があるので、スペック通りの速度が出るか。一度試してみたいですね。

3. Posted by 通りすがり   2016年05月10日 11:17

お返事ありがとうございます。

当方でもいろいろ調べましたが貴殿のおっしゃる通り現状ではCorsair社のVoyager　GTX　256GB一択、そしていい値段でした。
転送速度だけみるとVisionTek社やApacer社からも出ているみたいなのですが、一般流通していないという・・・

転送速度に関しては転送モードがUASPプロトコルに対応できないOSやUSB3.0増設カードだととスペック通りの速度が出せないらしく、そのあたりがご指摘のポイントではないかと推察します。

いずれにしても可能性はあるが、情報面でも機材面でもまだ少し条件が整っていない感触です。

Corsair社あたりで実験的にVoyager　GTX貸してくれないですかね。

4. Posted by 通りすがり   2016年05月10日 12:51

連投すみません。

Corsair社の輸入代理店に問い合わせたところ、該当USBメモリの中身は殆どSSDと同じとのことでした。
一方で長期運用を考えると搭載フラッシュメモリ数などの要因で外付けSSDの方が有利。
したがってUSB3.0からのbootデバイスを設定するのなら素直にUSB3.0の外付けSSDの方が安心みたいです。

よって

王道スタイル
・PCIe+内蔵SSD（SATA3)

コストパフォーマンスやメンテナンス性を考慮するなら
・PCIe>USB3.0+外付けSSD

趣味的？緊急用途？
・PCIe>USB3.0+USBメモリ（緊急用途なら低速でも・・・）

あくまで内蔵SATA2規格のMAC-PROの場合ですが、以上の通り自己解決致しました。


USB3.1規格もチラホラ聞こえてきており、手持ちのMAC-PROも、もう少し現役で頑張ってもらえそうです。

5. Posted by Muto@VC   2016年05月18日 06:05

確認してみましたが、本カードはOSの起動には対応していませんでした。OSの起動に対応するためには、EFIレベルで対応している必要がありますが、対応しておらずあくまでOS標準のドライバーに対応しているということです。Mac Pro タワーの登場時期を考えると当然ですね。
CORSAIR Voyager GTXをMacBook Pro Retina 15 Early 2013で試してみましたが、Read 420MB/sec、Write 160MB/secとなりました。

6. Posted by 通りすがり   2016年05月23日 17:35

ありがとうございます。
検証記事及び動画拝見させて頂きました。

USB3.0拡張カード経由でのシステム起動の件は残念です。
MACPRO-2008の仕様や空きスロットを考えると、SATA3＋USB3.0のコンボでSATA3側のブート対応している拡張カードが良いかなと思う次第です。なんかそんな変態的なカードも見た気がするので・・・

7. Posted by Muto@VC   2016年05月24日 12:34

確かに、Early 2008用にはその手のカードが理想ですね。
Sonnetから出ています。これからリニューアル作業ですので、そちらが片付いてから対応します。