2016年09月23日

iPhone 7 米国版もハード上はFeliCaに対応

iPhone 7, 7 Plusの日本版のビッグニュースは何と言ってもFeliCa対応。発表された時には、これは日本仕様のみの対応か、海外版も対応しているのかが紹介されました。発表会の会場では、日本版のみ対応と説明されたそうですし、アップルのサイトにも「日本国内で販売されたiPhone 7」と明記してあります。
そのため、日本版のみFeliCa対応チップが、米国版など海外版はNFC Type A/Bのチップが搭載されているものと思われました。

ところが、iFixItのばらし記事などが公開されると、iPhone 7のどの仕様も同じ「67V04」が搭載されていることがわかりました。「67V04」の詳細は不明ですが、全世界同一チップということは、NFC Type A/B/F 全対応のチップに間違いありません。ということは、米国版などもハード的にはFeliCaに対応しているということです。では実際に動作するのか、以下が考えられます。

1. 実は海外版も普通に対応している。
2. 設定の「国と地域」の「地域」で「日本」を選んだ場合のみFeliCa対応となる。
3. ハード上は対応しているが、海外版はソフト的に機能を殺している。

検証していないのでなんとも言えませんが、「日本国内で販売されたiPhone 7」と明示している以上、おそらくは3だろうと思います。なぜ、こんな制限をかけるのかと言えば、おそらく話題のこれじゃないでしょうか。

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「総務省指定・・第・・号」の文字。日本版のみついているこのプリント、FeliCa対応に必要とのことです。米国版などこのプリントはついているはずもなく、機能を殺さざるをえなかったのではないかと推測します。
批判も多いこのプリント、ゆくゆくは技適のようにスクリーン上の表記でも許容される日も近いのではないかと思います。そうなると、海外版にもスクリーン上に「総務省指定・・第・・号」の表示がされ、機能も開放という日が近いかもしれません。実際に、iPhoneでも技適は筐体へのプリントが必要でした。技適マークがプリントされているのは、もちろん日本版のみ。同じモデルの海外版は全く仕様は同じなのに、技適がプリントされていないため、日本での仕様は違法状態でした。しかし、技適のスクリーン表示が解禁されると、iPhoneもソフトウェアアップデートで同じモデルの海外版は技適が表示されるようになり、一転日本での利用が合法となりました。
とはいえ、iPhone 7は日本版が専用モデルとなっているため、果たして同じような対応が取られるかはわかりませんが、期待したいですね。

さて、本日のiPhone 7即納品です。昨日の分は、やはりいち早く完売です。
本日は、ローズゴールドづくし。しかも、初iPhone 7 Plusの即納品です。もっとも、iPhone 7 Plusの即納品は、すでに売約済みとなってしまいました。iPhone 7のローズゴールドもお見逃しなく!


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iPhone 7はジェットブラック以外は、入手しやすくなってきました。ジェットブラックは依然として入手困難。7 Plusはまだまだ入手は大変ですが、ジェットブラック以外はなんとか入手できるようになってきました。



vintagecomp at 13:48│Comments(2)TrackBack(0)iPhone 

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この記事へのコメント

1. Posted by 334   2016年09月23日 20:31
ソフト的に殺しているという情報が多いですね。TypeA/BとTypeF(Felica)は同時には使用できないそうです。なので海外版の端末でも、この切り替えが出来ればFelicaが使用できそうな気がします。楽しみです。
2. Posted by Muto@VC   2016年09月24日 01:52
そうですね。本文で断定はしませんでしたが、おそらくソフト的に殺していると考えて間違い無いでしょう。
切り替えれば使用できる説は2になりますね。これは、現時点では期待薄だと思います。

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