2017年03月18日

Sierraの地味ながら役に立つ新機能

macOS Sierraの新機能と言えば、ユニバーサルクリップボードやSiri、Optimized Storage などがあります。これらは目を引く新機能で便利そうですが、実のところあんまり使わないという機能もあると思います。
地味なためにあまり紹介されていませんが、これは結構便利と思う新機能がありましたので、ご紹介しておきます。

それは、ゴミ箱内ファイルの自動削除。

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Finder 環境設定で、「30日後にゴミ箱から項目を削除」という項目が増えています。これは、地味に便利!
El Capitanまでは、手動でゴミ箱を空にしないとファイルは削除されませんでした。ただし、手動でゴミ箱を空にすると、ずっと以前に入れたファイルも最近入れたファイルも等しく消えてしまいます。ゴミ箱に入れて、空にして初めて消えるというのは、もちろんうっかり削除防止のため。しかし、新しく入れたファイルも消えてしまうのでは、うっかりが起きてしまいそうです。なので、もうしばらくして何も問題なければ空にしようと思うわけですが、その頃にはまた新しいファイルをゴミ箱に入れていて、空にするのを躊躇したり。となると、いつまで経っても消せずに無駄にストレージ容量を浪費するということになってしまいます。
「30日後にゴミ箱から項目を削除」にチェックを入れておけば、30日後に自動的に消されるので、安心かつストレージ容量の浪費も防げますね。

こういう地味に役立つ新機能、大歓迎です。30日以上経った後に、「あ、必要だった!」という事が起きないように、Time Machineのバックアップはぜひ取っておきましょう。


vintagecomp at 05:17│Comments(0)TrackBack(0)Mac 

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