2017年04月15日
最強のMac mini
中古ショップのイオシスに、Mac mini Late 2012 Core i7 2.3GHz MD388J/A が大量入荷ということで、ニュースになっています。
2012年発売の機種が、79,800円ということで、「高っ!」って声も上がっているようですが、相場的には高くありません。実はVintage Computerでも、米国で安く入手できれば販売したいと考えていたのですが、こちらでも相場が高くなっており断念しております。
スペックとしては、Core i7 2.3GHz Quad Core, 8GB メモリ, 1TB HDDってことですが、CPU部分が注目です。「多少高くなっても、最新マシンの方がいいんじゃない?」と思われる方も多いでしょうが、実は最新マシン(と言ってもLata 2014)よりもハイスペックなのです。
現行Late 2014の最上位CPUは、Core i7 3.0GHz Dual Core。クロックが落ちるとは言え、マルチスレッドが効くヘビーな処理ではQuadの方がずっと高速です。
CPUは速くても、Late 2014は高速なPCIe SSDが搭載できるので、総合的にはLate 2014が上では?とも考えられますが、実はそうでもないのです。
MacBook Air Mid 2013/2014などは、1.5GB/sce級の高速SSDを搭載することで、超高速になります。Mac mini Late 2014にも同じSSDが搭載可能ですし、MacBook Air には載せられない1TBも搭載可能です。しかし、MacBook AirはPCIe 2.0 x4(4レーン)、Mac mini Late 2014はPCIe 2.0 x2(2レーン)の違いがあります。そのため、いくら高速なSSDを搭載しても、800MB/sec程度で頭打ちになってしまいます。それでもSATA 3よりは高速ですが、SATA 3 2.5” ドライブを2台搭載できるのでRAIDを組めばPCIe SSD x2 を上回る性能を発揮できそうです。
Late 2014もRAIDを組めないわけではないですが、PCIe x2とSATA 3という特性の異なるドライブでRAIDを組むのはお勧めではありませんね。
また、販売中のスペックはメモリ8GB、HDD 1TBですが、これらが簡単にアップグレードできるのも強みです。Late 2014はメモリは後から増設できませんから。
というわけで、最強Mac miniのためのお薦めパーツです。
16GBキット(8GBx2)DDR3L 1600MHz PC3-12800 SODIMM 14,800円
また、ドライブを2台搭載するには、増設キットが必要です。なお、同じLate 2012でも、上側が空きになっている個体と下側が空きになっている個体があります。システム情報で、どちらに搭載されているか確認できますので、確認してから注文しましょう。
2012年発売の機種が、79,800円ということで、「高っ!」って声も上がっているようですが、相場的には高くありません。実はVintage Computerでも、米国で安く入手できれば販売したいと考えていたのですが、こちらでも相場が高くなっており断念しております。
スペックとしては、Core i7 2.3GHz Quad Core, 8GB メモリ, 1TB HDDってことですが、CPU部分が注目です。「多少高くなっても、最新マシンの方がいいんじゃない?」と思われる方も多いでしょうが、実は最新マシン(と言ってもLata 2014)よりもハイスペックなのです。
現行Late 2014の最上位CPUは、Core i7 3.0GHz Dual Core。クロックが落ちるとは言え、マルチスレッドが効くヘビーな処理ではQuadの方がずっと高速です。
CPUは速くても、Late 2014は高速なPCIe SSDが搭載できるので、総合的にはLate 2014が上では?とも考えられますが、実はそうでもないのです。
MacBook Air Mid 2013/2014などは、1.5GB/sce級の高速SSDを搭載することで、超高速になります。Mac mini Late 2014にも同じSSDが搭載可能ですし、MacBook Air には載せられない1TBも搭載可能です。しかし、MacBook AirはPCIe 2.0 x4(4レーン)、Mac mini Late 2014はPCIe 2.0 x2(2レーン)の違いがあります。そのため、いくら高速なSSDを搭載しても、800MB/sec程度で頭打ちになってしまいます。それでもSATA 3よりは高速ですが、SATA 3 2.5” ドライブを2台搭載できるのでRAIDを組めばPCIe SSD x2 を上回る性能を発揮できそうです。
Late 2014もRAIDを組めないわけではないですが、PCIe x2とSATA 3という特性の異なるドライブでRAIDを組むのはお勧めではありませんね。
また、販売中のスペックはメモリ8GB、HDD 1TBですが、これらが簡単にアップグレードできるのも強みです。Late 2014はメモリは後から増設できませんから。
というわけで、最強Mac miniのためのお薦めパーツです。
16GBキット(8GBx2)DDR3L 1600MHz PC3-12800 SODIMM 14,800円
また、ドライブを2台搭載するには、増設キットが必要です。なお、同じLate 2012でも、上側が空きになっている個体と下側が空きになっている個体があります。システム情報で、どちらに搭載されているか確認できますので、確認してから注文しましょう。
Mac mini 2011/2012/2014用 HDD/SSD増設キット(上段ベイ用) 3,580円
Mac mini Late 2012(後期型) 下段ベイ用SSD増設キット 3,200円
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この記事へのコメント
1. Posted by Jeff 2017年04月16日 12:05
いつも拝見しています。
Mac miniは2010ぐらいまで使っていたのですが、PC機器の整理のため一度は処分。しかし、iPhoneとiPadのiTunes母艦としてMacBookを使うのはディスク容量面で厳しく、昨年2012をオークションで入手しましたが、i5/4GBメモリ/500GBHDDのモデルで6万円以上かかったと記憶しています。2012モデル、i7/8GBメモリ/1TBHDDで税込79,800円。しかもお店の3ヵ月保証付なら、十分お買い得だと思います。
なので、お店に行ってみました。
記事の写真のように、実機が山積みにされており、店員さんに聞くと、ここから好きなのを選んでくださいとのこと。多少の差はありますが、外装も概ねきれいで、起動確認もしてくれました。ここまでされると引くに引けないので、1台頂いてきました。ええ、Mac mini 2012、持ってるんですけど…。
店員さん曰く、多分どこかの大学で使っていたものだろうとのこと。確かに、外装に何かで挟んで固定していた跡があるので、おそらくパソコン教室の備品だったのでは。
情報ありがとうございました。
いい買物ができました。
早速、上段用増設キットを発注させて頂きました。
よろしくお願いします。
Mac miniは2010ぐらいまで使っていたのですが、PC機器の整理のため一度は処分。しかし、iPhoneとiPadのiTunes母艦としてMacBookを使うのはディスク容量面で厳しく、昨年2012をオークションで入手しましたが、i5/4GBメモリ/500GBHDDのモデルで6万円以上かかったと記憶しています。2012モデル、i7/8GBメモリ/1TBHDDで税込79,800円。しかもお店の3ヵ月保証付なら、十分お買い得だと思います。
なので、お店に行ってみました。
記事の写真のように、実機が山積みにされており、店員さんに聞くと、ここから好きなのを選んでくださいとのこと。多少の差はありますが、外装も概ねきれいで、起動確認もしてくれました。ここまでされると引くに引けないので、1台頂いてきました。ええ、Mac mini 2012、持ってるんですけど…。
店員さん曰く、多分どこかの大学で使っていたものだろうとのこと。確かに、外装に何かで挟んで固定していた跡があるので、おそらくパソコン教室の備品だったのでは。
情報ありがとうございました。
いい買物ができました。
早速、上段用増設キットを発注させて頂きました。
よろしくお願いします。
2. Posted by Muto@VC 2017年04月16日 23:06
パーツ購入、ありがとうございました。
SNS上では、高すぎ!なんて声が見られますが、私もショップ価格としては、お買い得だと思います。
最強のMac mini化、楽しみですね。
SNS上では、高すぎ!なんて声が見られますが、私もショップ価格としては、お買い得だと思います。
最強のMac mini化、楽しみですね。