2017年05月13日
OWC Accelsior S を新発売
OWC Accelsior S - SSDマウント SATAカード 7,980円
画像でおわかりの通り、カード上にSATA SSDを搭載可能なSATAカードです。Vintae Computerとしては新発売ですが、以前からあった製品です。
これまで、同様なAPRICORN Velocity シリーズを販売していたこともあり、内容的にかぶってしまうので取り扱っておりませんでした。しかし、色々と違う面もあり、取り扱うことにしました。
一番近いAPRICORN Velocity Solo x2 と比較してみたいと思います。
最大速度
OWC: Read 550MB/sec, Write 530MB/sec
APRICORN: Read 550MB/sec, Write 550MB/sec
数字上APRICORNがわずかにリードですが、引き分けとみて良いでしょう。
マウントドライブ数
OWC: 1台
APRICORN: 1台
接続可能ドライブ数
OWC: 1台
APRICORN: 2台
ここが大きく違うところ。APRICORN Velocity Solo x2は、もう一つSATAデーター端子があり2台のドライブを接続できます。ただし、マウントキットなどが必要になります。2台接続するなら最初からVelocity Duoがお薦めです。
起動対応
OWC: タワー型Mac Pro 全機種
APRICORN: Mac Pro Early 2008-Mid 2012
APRICORN Velocity Solo x2 は、初代, 2007 Mac ProのOS起動に対応していません。
Chipset
OWC: ASM1062
APRICORN: Marvel 9182
OWC Accelsior SはASMediaのChipset、APRICORNはMarvelのChipsetです。はっきり言ってしまうと、Marvelの方が実績、評判とも上と言って良いでしょう。性能的にはほぼ同等ですが、信頼性や安心感はMarvelが上と考えられます。価格の違いは、この点にあると言っても良いと思います。
というわけで、信頼性や安心感に分がありSATAポートも多いAPRICORN Velocity Solo x2、コストパフォーマンスに優れるOWC Accelsior S となります。
最適な製品をお選びください。