2018年06月05日

WWDC 基調講演で macOS 10.14 Mojave 発表

毎年WWDCでは、開発者会議の名の通り新OSの発表がメインになります。とは言え、ハードウェアの発表も時々あるので、そっちの期待もしてしまうもの。iPhone SEやMacBookの新型の発表の噂もありましたが、残念ながら空振り。OS関連の発表のみとなりました。

そんな中、Vintage Compouterがもっとも注目するのはやはりmacOS 10.14 Mojave です。

Mojave











LAからラスベガスに車で移動する際は、広大なMohave 砂漠を通過するので、南カリフォルニアの住民にとってはおなじみの地名です。

暗くなるとツールバーやメニューなどが暗色系になるDark Mode、デスクトップピクチャが時間に対応して昼の画像になったり夜の画像になるDynamic Desktop、散らかったデスクトップもスッキリするStacks、ファイルの内容、詳細が一目でわかる仕組みなどが追加されています。GPUパワーを使った処理が多いようです。

便利で目を惹く機能が追加されていますが、そこで気になるのが 対応機種。macOS 10.14 Mojave のページには表示されていませんが、パブリックベータの対応機種がすでに発表されていました。

Macs introduced in mid-2012 or later, plus 2010 and 2012 Mac Pro models with recommended Metal-capable graphics cards.
Mid 2012以降に発売されたMacおよび、Metal対応の推奨グラフィックカードを搭載しているMac Pro Mid 2010とMid 2012。


具体的には、以下となります。
iMac (Late 2012)以降
Mac mini (Late 2012)以降
MacBook Air (Mid 2012)以降
MacBook Pro (Mid 2012)以降
MacBook (Retina, 12-inch, Early 2015)以降
Mac Pro Late 2013と、Mid 2010、Mid 2012のMetal対応GPUカードを搭載したモデル

Metal対応機種というのがポイントのようです。やはりVintage Computer として気になるのは、タワー型Mac Pro。条件付きでMid 2010、Mid 2012が対応となっています。
 その条件についてですが、明日に続く!

毎年ですが、WWDCの直前はVintage Computerの売り上げが落ち込みます。 おそらく、魅力的な新製品が出れば買い替え検討となるため、アップグレードパーツも買い控えとなるのだと予想しています。残念ながら新製品の発表はなかったので、スッキリとアップグレードパーツのお買い物をしてください。

vintagecomp at 06:36│Comments(2)Apple Topics 

この記事へのコメント

1. Posted by kom   2018年06月05日 10:53
MojaveとMohave、どちらのスペルも間違いではないみたいですが、macOSの次期バージョンの正式なスペルはMojaveのようで。
2. Posted by Muto@VC   2018年06月05日 13:05
ご指摘ありがとうございました。

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