2019年01月10日

コスパ抜群のMojave対応グラフィックカード

Mac Pro 2010/2012は、グラフィックカードがMetal対応の条件付きでmacOS Mojaveに対応しています。本体販売時の純正カードでMetal 対応のカードの設定はなかったので、純正のままの場合は必ずアップグレードが必要になります。
Appleのサイトには、グラフィックカードの条件が掲載されています。これによると、銘柄指定で対応が明記されているのは、以下の5つです。

・MSI Gaming Radeon RX 560 128-bit 4GB GDRR5
・NVIDIA Quadro K5000 for Mac
・NVIDIA GeForce GTX 680 Mac Edition 

他にも対応しているGPUが掲載されていますが、Radeon RX Vega 56以降は、電源容量的にMac Proでは不足してしまいます。電源不足でも使えるかもしれませんが、高負荷時に電源が落ちてしまったり不安定になったり故障の原因になったりします。外部電源を投入するような魔改造をしない限りお勧めできません。

やはり一番安心なのは、銘柄指定されているカードですね。Quadro K5000とGTX 680はずっと以前にディスコン。Radeon HD 7950は、つい最近ディスコンになってしまいました。まだ、最後の在庫品を販売中です。
電源に問題ないカードでは、 Radeon PULSE RX 580 8GBが最高性能となるため、これまではこちらを扱ってきました。個人的にハイエンド志向なのでこちらを扱ってきましたが、ほどほどの性能で良いから安価にMojaveにアップデートしたいという需要もあると思います。そこで、もう一つの指定銘柄カードMSI Gaming Radeon RX 560も取り扱うことにしました。

RX5604GB-1














MSI Gaming Radeon RX 560 128-bit 4GB GDRR5 24,800円

大きな特徴は、外部電源端子がないこと。つまりPCIeスロットからの電源供給のみで動作する低消費電力です。それだけに発熱も少なめでファン騒音も低めです。
性能的にはRX 580 8GBよりも落ちるわけですが、それでも最新GPUと4GBのVRAMでそこそこ高性能を発揮します。
利用できるのはHigh Sierra以降、OS上以外の表示ができなという弱点はありますが、コスパ的に優れたカードです。

vintagecomp at 03:57│Comments(0)Mac | Mac改造

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