2020年04月24日

Mac Pro 2010/2012にMojaveをインストール

Mojaveを利用する予定がなくても、Mac Pro  Mid 2010/2012に Mojaveをインストールするのは大きな意味があります。今ダウンロードできるMojaveは10.14.6ですが、フルインストーラーからインストールを行うことで、Firmnwareがアップデートされ、NVMe SSDからの起動が可能になるのです。Firmwarがアップデートされれば、High SierraでもNVMe SSDからの起動が可能になります。High Sierraで高速NVME SSDが使いたければ、Mojaveインストールが必要になるわけです。
Mac Pro  Mid 2010/2012はMojaveの正式対応機種ですが、メタル対応ビデオカードの条件付きです。メタル対応ビデオカードが装着されていないと、インストールもFirmnwareアップデートもされません。
それならば、「macOS Mojave Patcher」を使えば良いのでは?と思われますが、残念ながら使えません。Mojave PatcherはMojaveの非対応機種にMojaveを無理やりインストールするわけですが、Mac Pro  Mid 2010/2012はMojaveの対応機種なので、Mojave Patcherは対応していないのです。

結局、Metal対応ビデオカードを装着するしかないわけです。 できれば、OS以外の表示も可能なMac版のビデオカードが良いわけで、今現在以下の在庫があります。

EVGA GeForce GTX 680 Mac Edition 2GB 59,800円 53,820円
Sapphire Radeon HD 7950 3GB Mac Edition 49,800円  44,820円

10%引きセール中ですが、結構高いですね。これ以外にはさらに高いQuadro K5000しかありません。他にお手頃な価格のチョイスはないのか? Mojaveを使わないのなら、あります。

Q4000Mac-1















PNY nVIDIA Quadro 4000 for Mac 2GB 19,800円  17,820円

Quadro 4000はHigh Sierra上ではMetal対応と認識され、Mojaveのインストールが可能です。しかし、Mojave用のドライバーがなく、Mojave上では十分な性能が発揮できません。しかし、High Sierraなら高い性能を発揮します。
High Sierraで最新FirmwareでNVMe SSDを使う目的には最適ですね。


vintagecomp at 10:12│Comments(0)Mac改造 

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