2020年09月12日
MacBook Pro 冷却法
昨日の続きです。39度の極暑の室内で始めたZoom Meetingのホスト。私が喋っている声も参加者には歪んでよく聞こえないようです。これでは進行役も務められないので、急遽iPhoneでも参加したところ、まずは声は聞こえるようになりホッとしました。他の参加者が話している最中に、Activity Monitorを確認したら、こうなっていました。
Kernel_taskが511%! こんなにもCPUを占有していては、レインボーマーク連発になるはずです。Kernel_taskを終了すれば良いのか? 開いても、終了ボタンは押せなくなっっています。それでKernel_taskとは何者かということですが、こちらに解説があります。CPU温度が上がった際に、Kernel_taskが上がり、CPUの動作を制限して熱暴走を防ぐのが目的です。つまり、実際にそういうタスクがあるわけではなく、仮想的に占有率を上げてCPUが他のタスクを高速に実行できないようにしてしまいます。
対策としては、CPUを冷やすしかないわけです。冷やすには冷却ファンで風を送ったり、放熱板の上に置くなどが考えられますが、気温が上がりすぎている場合は、このような空冷の効果は小さいです。そもそも気温が上がりすぎているわけですからね。従って、気温よりもグッと低い温度のもので冷やすのが有効です。保冷剤をMacBook Proの底面にくっつけたら、と思った方もいらっしゃると思います。冷却効果としては絶大で、すぐにCPUが冷えて高速動作するようになりますが、これは大変危険です。
急激な冷却により、内部が結露してショートの危険があります。結露の跡は残りますので、もし故障してしまった場合、保証期間中でも有償修理となる可能性大です。また、保証期間がすぎた後でも、通常使用での故障の場合、Appleでは大幅な割引が適用されています。 通常修理よりもはるかに高額な修理代となってしまいます。
そこで私がとった対策がこれ。
普段発熱対策で、アルミの放熱台を使っているのですが、放熱台の底面に保冷剤を置きました。保冷剤は素手で長時間持つと冷たすぎて痛いくらいですが、これなら放熱台の表面はひんやりするくらいで内部が結露するようなことはないでしょう。その分、効果が心配でしたが、数分でKernel_taskは一桁に落ち着きMacBook Proも高速に動作し、Zoomのホストも無事に進めることができました。
この暑さでも、iPhoneやiPadは普通に動作していましたが、Core i7 Quad CoreのMacBook Proは性能が高い分、熱の影響は大きいようです。
夏でもエアコン入らずで涼しいロサンゼルスの沿岸部でしたが、来シーズンに向けてエアコン導入を検討しようと思います。
Kernel_taskが511%! こんなにもCPUを占有していては、レインボーマーク連発になるはずです。Kernel_taskを終了すれば良いのか? 開いても、終了ボタンは押せなくなっっています。それでKernel_taskとは何者かということですが、こちらに解説があります。CPU温度が上がった際に、Kernel_taskが上がり、CPUの動作を制限して熱暴走を防ぐのが目的です。つまり、実際にそういうタスクがあるわけではなく、仮想的に占有率を上げてCPUが他のタスクを高速に実行できないようにしてしまいます。
対策としては、CPUを冷やすしかないわけです。冷やすには冷却ファンで風を送ったり、放熱板の上に置くなどが考えられますが、気温が上がりすぎている場合は、このような空冷の効果は小さいです。そもそも気温が上がりすぎているわけですからね。従って、気温よりもグッと低い温度のもので冷やすのが有効です。保冷剤をMacBook Proの底面にくっつけたら、と思った方もいらっしゃると思います。冷却効果としては絶大で、すぐにCPUが冷えて高速動作するようになりますが、これは大変危険です。
急激な冷却により、内部が結露してショートの危険があります。結露の跡は残りますので、もし故障してしまった場合、保証期間中でも有償修理となる可能性大です。また、保証期間がすぎた後でも、通常使用での故障の場合、Appleでは大幅な割引が適用されています。 通常修理よりもはるかに高額な修理代となってしまいます。
そこで私がとった対策がこれ。
普段発熱対策で、アルミの放熱台を使っているのですが、放熱台の底面に保冷剤を置きました。保冷剤は素手で長時間持つと冷たすぎて痛いくらいですが、これなら放熱台の表面はひんやりするくらいで内部が結露するようなことはないでしょう。その分、効果が心配でしたが、数分でKernel_taskは一桁に落ち着きMacBook Proも高速に動作し、Zoomのホストも無事に進めることができました。
この暑さでも、iPhoneやiPadは普通に動作していましたが、Core i7 Quad CoreのMacBook Proは性能が高い分、熱の影響は大きいようです。
夏でもエアコン入らずで涼しいロサンゼルスの沿岸部でしたが、来シーズンに向けてエアコン導入を検討しようと思います。
vintagecomp at 06:45│Comments(2)│テクニカル
この記事へのコメント
1. Posted by Masa 2020年09月26日 22:18
コンパクトに詰め込み過ぎてるせいか、MacBook/MacMiniさらにiMac、昨今のMacは、いずれも発熱、熱暴走・処理性能低下問題が深刻のようですね。そんな発熱対策まで必要なのか・・エアコン設置となると却って高く付くのでは?と、憂鬱になります。我がMacPro2009では、ほぼ無縁で今年の猛暑中も快調でした。Apple Sillicon装着のMacでは発熱問題緩和されてるのであれば、確かに魅力的なので、直ぐ購入してみようと思います。
2. Posted by Muto@VC 2020年09月30日 12:14
機種によって、少々の暑さは物ともしなかったり、すぐに影響が出たり色々ですね。
エアコンの導入が確実で費用も大変ですが、昨今の暑さは人間にも負荷が大きいので、考え時かなとも思っています。
エアコンの導入が確実で費用も大変ですが、昨今の暑さは人間にも負荷が大きいので、考え時かなとも思っています。