2020年11月12日
メモリ最大16GBは現状維持、後退ではない
昨日の続編です。大幅に性能アップしたとされるApple Silicon Macですが、最大メモリは16GBまで。MacBook Pro 13 inchとMac mini にとってはある意味、後退と言えるのでは?
今回、アップデートされたのはエントリーモデルと言って良いでしょう。MacBook Airについては、元々メモリが16GBまで、Thunderboltポートも2つだったので後退した点は見当たりません。 MacBook Air 狙いの方にとっては、メリットしかないでしょう。
MacBook Pro 13 inchのラインナップについてですが、こうなりました。
あれ?Intelが残っています。旧機種を安く残すことはあるので、そういうことかと思いましたが、Intelの方が高い。Apple Silicon Macのあったところには、これまで第8世代 Core i5 1.4GHz Thunderbolt 2ポートがラインナップされていました。これまではCPUがロースペックでThunderbolt 2ポートのエントリーモデルと、CPUがハイスペックでThunderbolt 4ポートの2つのライン構成となっていました。今回は、そのうち下位モデルのみをM1に刷新した形です。
なるほど、それなら第8世代 Core i5 1.4GHz Thunderbolt 2ポートと比べて、最大メモリ16GB、Thunderbolt 2ポートで劣るところは何もありません。最大32GBのメモリも選べるThunderbolt 4ポート上位モデルは、来年あたりに控えているのでしょう。
では、Mac miniはどうか。元々Mac miniはエントリーデスクトップで、性能も価格もエントリーらしい構成でした。Late 2014モデルでは、他のエントリーモデル同様メモリスロットがなく、アップグレードできない構成でした。ところが2018モデルでは、かなり高性能に振って価格も上昇。メモリもアップグレード可能で、驚きの最大64GBまで拡張可能です。ボディーカラーもプロっぽいスペースグレイに。もう、Mac mini Pro と呼んでも良さそうな内容です。
2018モデルが異端児で、今回はLate 2014モデルまでのエントリーモデルのコンセプトに戻したということではないでしょうか。
では、Mac mini 2018モデルのコンセプトを持つモデルは廃止ということなのか。噂では、現在のMac Proの半分のサイズのApple Silicon Mac Proを開発中とのことです。しかし、ハイエンドのMac Proが拡張性に制限のある半分のサイズに全面移行するとは思えません。Mac mini 2018モデルのコンセプトは、このMac Pro mini とでも言うべき機種に引き継がれるのではないでしょうか。
と言うわけで、今回はエントリーモデルを全面的にApple Siliconに刷新したと言って良いでしょう。今後2年間で切り替えを完了させると言っていますが、あと3回ほどに分けて中位モデル、上位モデルと刷新していくのではないかと思います。以下、勝手な予想です。
2回目 ミッドレンジ 2021年 前期
MacBook Pro 13 inch 上位
iMac 21.5” 4K
3回目 ハイロー 2021年 後期
MacBook Pro 16 inch
iMac 27” 5K
Mac Pro mini
4回目 ハイエンド 2022年 後期
iMac Pro
Mac Pro
今回、アップデートされたのはエントリーモデルと言って良いでしょう。MacBook Airについては、元々メモリが16GBまで、Thunderboltポートも2つだったので後退した点は見当たりません。 MacBook Air 狙いの方にとっては、メリットしかないでしょう。
MacBook Pro 13 inchのラインナップについてですが、こうなりました。
あれ?Intelが残っています。旧機種を安く残すことはあるので、そういうことかと思いましたが、Intelの方が高い。Apple Silicon Macのあったところには、これまで第8世代 Core i5 1.4GHz Thunderbolt 2ポートがラインナップされていました。これまではCPUがロースペックでThunderbolt 2ポートのエントリーモデルと、CPUがハイスペックでThunderbolt 4ポートの2つのライン構成となっていました。今回は、そのうち下位モデルのみをM1に刷新した形です。
なるほど、それなら第8世代 Core i5 1.4GHz Thunderbolt 2ポートと比べて、最大メモリ16GB、Thunderbolt 2ポートで劣るところは何もありません。最大32GBのメモリも選べるThunderbolt 4ポート上位モデルは、来年あたりに控えているのでしょう。
では、Mac miniはどうか。元々Mac miniはエントリーデスクトップで、性能も価格もエントリーらしい構成でした。Late 2014モデルでは、他のエントリーモデル同様メモリスロットがなく、アップグレードできない構成でした。ところが2018モデルでは、かなり高性能に振って価格も上昇。メモリもアップグレード可能で、驚きの最大64GBまで拡張可能です。ボディーカラーもプロっぽいスペースグレイに。もう、Mac mini Pro と呼んでも良さそうな内容です。
2018モデルが異端児で、今回はLate 2014モデルまでのエントリーモデルのコンセプトに戻したということではないでしょうか。
では、Mac mini 2018モデルのコンセプトを持つモデルは廃止ということなのか。噂では、現在のMac Proの半分のサイズのApple Silicon Mac Proを開発中とのことです。しかし、ハイエンドのMac Proが拡張性に制限のある半分のサイズに全面移行するとは思えません。Mac mini 2018モデルのコンセプトは、このMac Pro mini とでも言うべき機種に引き継がれるのではないでしょうか。
と言うわけで、今回はエントリーモデルを全面的にApple Siliconに刷新したと言って良いでしょう。今後2年間で切り替えを完了させると言っていますが、あと3回ほどに分けて中位モデル、上位モデルと刷新していくのではないかと思います。以下、勝手な予想です。
2回目 ミッドレンジ 2021年 前期
MacBook Pro 13 inch 上位
iMac 21.5” 4K
3回目 ハイロー 2021年 後期
MacBook Pro 16 inch
iMac 27” 5K
Mac Pro mini
4回目 ハイエンド 2022年 後期
iMac Pro
Mac Pro
vintagecomp at 09:46│Comments(0)│Mac