2021年06月01日

手術失敗!?

ブログを1週間お休みしてしまいました。
5/12の記事で左目の手術を受けたご報告をさせていただきました。
続いて5/24に右目の手術を受けました。白内障の手術で、15分ほどで終わる簡単な手術です。左目の結果は良好で、手術後明るくクリアに見えるようになり感激しました。そこで、右目の手術も楽しみに待っていたくらいでした。
手術が終了し、 そこで執刀医から告げられたのは、、、

失敗

翌日に詳しい説明。白内障は濁ってしまった水晶体を破壊、除去し、新しい人工レンズを入れる手術です。手術の際に水晶体を覆っている袋が破れてしまい、水晶体の破片が硝子体内に落下してしまったとのことです。さらに、入れようとした人工レンズも落下してしまったのです。手術の翌日、右目は黄色く見えるだけで、ほぼ視力はありませんでした。
 白内障は成功率が非常に高い手術ですが、失敗はこのケースが多いようです。この場合、白目に穴を開けて硝子体から落下物を取り出す手術が必要になります。その後、白内障手術のやり直しも行います。白内障手術よりも大変な手術になってしまいます。
白内障手術の2日後、再手術となりました。手術時間2時間半、病院滞在8時間の大変な手術になりました。日本では1週間ほどの入院となるようですが、そこはアメリカ、日帰りです。手術は成功と聞き、一安心です。
翌日、来院し眼帯が取れましたが、白く見えるだけで視力はありません。これで普通なのか、本当に成功したのかとても不安になりました。先生が診察し、問題はなく視力は徐々に回復すると聞いて一安心。
手術の2日後から、徐々に視力が回復してきました。4日たった今、まだ十分ではないものの、だいぶ回復してきました。

そんなわけで、大変な1週間となってしまいブログもお休みさせていただきました。それ以外の業務に関しては、発送やお問い合わせ等、スタッフの力も借りて滞りなく行なっております。安心してご利用ください。

私の場合、白く曇る皮質白内障ではなく、黄色く曇る核性白内障でした。この場合、水晶体が硬化して手術が難しくなる場合があるそうです。それで、今回の失敗につながったのかという気はしています。白内障はよく、いつ手術しても構わない(手術が遅くなったからと言って手遅れにはならない)と言われます。それは皮質白内障の場合で、私のような核性白内障の場合は早いに越したことはないと思います。核性白内障は、近視が進み術後は視力の改善が顕著なので、早いほど良いと思います。
私も、1年半ほど前に明らかな兆候があったので、その時手術しておけば良かったと悔やまれます。 
核性白内障は、近視乱視の急速な進行、暗いところで見えにくいといった症状があります。心当たりのある方は、早めに眼科を受診されることをお勧めします。

vintagecomp at 09:01│Comments(4)一般 

この記事へのコメント

1. Posted by customer   2021年06月02日 10:48
それはすごく大変でしたね。
僕も片目の眼圧が高くなり定期的に眼科行ってます。反対側は中心性網膜症にもなりました。
40超えると目のトラブルは結構あるんですよね。

くれぐれもお大事になさってください。
2. Posted by Muto@VC   2021年06月03日 11:50
customer様
お互い、目は大事にしたいですね。失明の恐怖を味わって、改めて思いました。
3. Posted by mac fan   2021年06月06日 08:22
いつも拝見しています。アメリカは医療技術は世界一と聞きますが、やはり失敗することもあるのですね。でも結果的に治ったようでよかったです。今後とも楽しみにしています。
4. Posted by Muto@VC   2021年06月07日 04:02
簡単な手術でも、リスクゼロということはないですからね。先生の話では、1000件に1件の事例ということでした。
再手術の方は、割と難しい手術でリスクははるかに大きかったわけですが、結果的に成功してよかったです。

コメントする

名前
 
  絵文字
 
 
プロフィール

Harry

Archives