2021年07月13日

互換性が鉄板のFL1100

拡張カードには、基本ドライバーソフトが必要です。ドライバーソフト不要!というものもありますが、多くはOS標準でドライバーソフトが用意されているということです。カードメーカーのドライバーソフトが必要な場合、OSのアップデートでタイミング良くリリースしてくれるのか、またいつまでサポートしてくれるのかというのが心配です。その点、OS標準でドライバーソフトが用意されている場合はかなり安心ですが、いつかはそのサポートも廃止されるかもしれません。
今回注目するのは、FL1100のchipsetを持つUSBカードです。



UP5200

















ULANSeN 7 Port USB 3.0 USB-A/C PCI Express カード 5,980円

Senda 4 Port USB 3.0 PCI Express カード 3,980円

USB 3.0対応(今の呼び方ではUSB 3.2 Gen. 1) のチップセットです。MacがUSB 3.0をサポートして以来(10.8.5以降)、ずっとOS標準でドライバーソフトが用意されています。OS標準でドライバーソフトが用意されているということは、Macでも搭載実績があるのか?と思いますが、それはないようです。おそらくは、Apple がサードパーティーに推奨しているchipsetということになると思います。しかし、サポート開始以来8年、次期macOS Monterayではサポート打ち切り!なんてことはないのでしょうか。

断言します、この先も当分サポートは継続されます。こちらは、私のMacBook Pro 2016にLG UltraFine 5K  Displayを接続しているシステムレポートです。
Screen Shot 2021-07-12 at 12.49.18 PM















ドライバー名は、AppleUSBXHCIFL1100。LG UltraFine 5K  DisplayにUSB 3.0のchipset FL1100が採用されているのでこうなります。これはMac Proに上記USBカードが装着されている場合も、全く同じ表示です。LG UltraFine 5K  Displayは、今もApple Storeで販売されているくらいですから、当分の間はこのサポートが外れることは考えられないでしょう。

Mac Pro 2010-2012は、macOS Mojaveが最終なのであまり関係ないという声もありますが、今もパッチソフトを使って最新OSを利用することは可能です。その場合も、もちろんUSBカードは使えます。また、Mac Pro 2019でもこのカードは使えます。想像になりますが、今後登場するであろうApple SilconのMac Proでもこのカードは継続して使えそうです。
というわけで、FL1100のchipsetを持つUSBカードの互換性は鉄板です。
 

vintagecomp at 05:06│Comments(0)テクニカル | Mac

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