2021年08月27日

Macのメモリはどれだけ必要?-2

昨日の続きです。Intel Macでは、MacをMacらしく使う(スマホではできないことをする)のであれば、たとえ初心者でも16GB以上がお勧め。これが私の意見です。
ところが、M1 Macが登場し、エントリーモデルのはずなのにその高性能ぶりがあちこちのレビュー記事で紹介されました。しかも、メモリ8GBであってもかなりの高性能であるとのこと。プロソフトを使っても、8K動画書き出しのようなよほどヘビーな作業をしない限り、高速動作するとのこと。
ユニファイドメモリによりメモリ管理が効率的になっているため、結構ヘビーな作業でも高速処理ができてしまうようです。
これなら、上級プロ以外は8GBでOKなのでは?

ただ、多くの方が使い出したことで、やはり8GBでの弱点も見えてきたようです。【M1 Mac】徐々にわかり始めたメモリ8GBの弱点 という記事が掲載されていました。この記事でも、やはり8GBでもかなり高速というのが読み取れるのですが、メモリ不足の警告が出て強制終了させられるという現象が複数のユーザーから報告されています。その原因というは明確にはなっていないのですが、どうもRosetta2 を使用している時に発生しているように思われます。

結論としては、超ヘビーな作業はしないし、Rosetta2も使用しない(Intel版のソフトは使用しない) のなら8GBでもいけそうです。
M1 Macは後からメモリの増設はできないので、
Rosetta2もバリバリ使うとか、ヘビーなソフトを複数同時使用するというような方は、やはり16GBが良いと思います。
ちなみに、Vintage ComputerではMacBook Pro 15" 2016 16GBとM1 MacBook Air 16GBを使用しています。前者は16GBでも時折メモリ不足を体験しますが、 
M1 MacBook Air 16GBではメモリ不足を経験したことはありません。保険の意味でも、やはり16GBがお勧めです。

vintagecomp at 11:41│Comments(0)Mac | テクニカル

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