2022年03月10日

Mac Studioも良いけれど

Mac Studioが発表されました。充実した内容ではありますが、M1 Ultra 64GB メモリ、1TB SSDで499,800円。128GBメモリなら587,800円。そうそう手が出る金額ではありません。
メモリやSSD容量が同じであれば、CPUが遅くて処理時間はかかってもできる内容にさほど大きな差はありません。と考えると、既存のMac Pro Early 2009〜Mid 2012をアップグレードするというのも有力な選択肢だと思います。メモリは最大128GB、PCIe NVMe SSD も1TB〜8TBまでアップグレード可能、またCPUは性能は落ちるとはいえ、Xeon 3.46GHz 12 Coreまで行けます。処理速度に差があると言っても、多くのプログラフィックス編集には十分な性能です。
Mac Pro Early 2009〜Mid 2012で128GBメモリや12 Core CPUにアップグレードするには、デュアルプロセッサーボードが必要です。シングルプロセッサーモデルの場合は、プロセッサーボードの交換が必要になります。


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Mac Pro 2010/2012用 プロセッサーボード 2.4GHz 8 Core 39,800円 35,820円
Mac Pro 2010/2012用 プロセッサーボード 3.46GHz 12 Core 75,800円 68,220円
Mac Pro Early 2009用 プロセッサーボード 2.26GHz 8 Core
 32,800円 29,520円
Mac Pro Early 2009用 プロセッサーボード 3.33GHz 12 Core 64,800円 58,320円

公式にはmacOS Mojaveまでで、一部の最新アプリは使用できないというのは大きな弱点ですね。しかし、パッチソフトで最新OSもインストール可能。十分実用的な状態で動作可能です。
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vintagecomp at 08:45│Comments(3)Mac改造 

この記事へのコメント

1. Posted by Mac使い   2022年03月10日 13:31
こんにちは
こちらのお店で色々なパーツを買いmacpro2009をmontereyでつかっています。
仕事をメインで使っていて、最近気になった事ですが、2009~2012等の機種はかなり古くなっているので、バックプレーンボード等の寿命が気になります。
Vintage Computerさんはこの点どの様に考えておられますか?
2. Posted by Muto@VC   2022年03月11日 10:37
故障が多いのは、電源ですね。バックプレーンボードの経年故障は少ない印象です。アップグレード時に、バックプレーンボードを壊してしまうことの方が多いと思います、。
3. Posted by Masa   2022年03月12日 16:05
gadgetversus.comというサイトで
入力比較してみると
CinebenchR23での比較は
シングルスレッドで
684(XeonX5690)−1.510(M1 Max)
マルチスレッドで16%差
10.691(XeonX5690)−12.371(M1 Max)
とでました。
Geekbench5ではシングルコアで163%差、
マルチコアでは差は113%とでました。
「MacPro改2009のXeonX5690とM1との差は
歴然で、悲劇的・・」とは言い切れない氣がしますが、
どうなんでしょう?もちろん大差とは思うのですが。

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