2022年03月11日

次期Mac Proは?

Mac Studioの登場で、Apple Silicon化は残すところMac Proのみとなりました。さて、次のMac Proはどうなるのでしょうか。
現行のMac Proの筐体はかなりの力作なので、筐体の基本は変えてこないのではないかと思います。現行のMac Proと同等の拡張性を確保すると予想します。内部拡張が必要ならMac Pro、必要なければMac Studioという棲み分けですね。

肝心の心臓部ですが、考えられるのはMac Studioと同じ手法。Mac StudioはM1 Maxを二連結してM1 Ultraとしました。Max(最大)という名前からM1はこれ以上ないのでは、と思いましたが力技でパワー倍増。
となると、M1 Ultraの二連結が考えられると思います。これで性能的にはかなり上がるとは思いますが、メモリは最大256GBですね。現行のMac Proは最大1.5TBですからメモリ容量はグッと落ちてしまうことになります。これを良しとできるのか。ちょっと、厳しい気はしますね。
1.5TBのメモリを達成しようとすると、Unified Memoryでは厳しいのではないでしょうか。現行と同じようにメモリスロット形式にすると、Unified Memory並みのバンドワイズは全く望めないでしょうからジレンマですね。
Mac Pro 2010/2012の最大メモリは128GB, Mac Pro 2013も128GB, Mac Pro 2019で一気に1.5TBに上げてしまったので、ハードルを上げてしまいました。

いずれにしても大幅に性能を上げてくるのは間違いないところ。となると名称はどうなるのでしょう。M1 Extreme, M1 Ultimate 辺りを予想します。 WWDCで発表、本年中の発売あたりでしょうか。

vintagecomp at 11:14│Comments(5)Mac 

この記事へのコメント

1. Posted by 名無しい   2022年03月11日 13:59
かなり難航してるっぽいですね。現行Pro用のビデオカードを新しく発売しちゃったし。
一応、M1Maxは4こ連結できるようになってるそうです。つまりultra×2。
仮にこれ以上連結してもコストや遅延があるんで無理っぽい。
あと、Mシリーズのチップはグラフィックコアとメモリが共用なんで搭載メモリを全部使えるわけじゃないので、その分も目減りします。
どんな手で解決するのやら。
2. Posted by Muto@VC   2022年03月13日 02:22
メモリに関しては、Unified Memoryとスロット式のメモリの2本立てというのはあり得るかもしれません。速さと容量を両立させるという、Fusion Driveと似た仕組みというのはあり得るのでは、と思います。
3. Posted by 通りすがり   2022年03月17日 22:41
Mac Pro付属と同じ配色のキーボードが発売されたのでこのままMac Proは収束すると思います筐体も低発熱のM1には合わないし8Kの動画を編集する人以外はスペック的にもう不用なので省電力で長時間バッテリー駆動できるMacが出てくるではiMacのケーブルが磁石なのもその布石ではと思います
4. Posted by Muto@VC   2022年03月19日 10:11
> 8Kの動画を編集する人以外はスペック的にもう不用なので

逆に8Kビデオ編集する人には必要なんですよね。先のイベントで、「Apple Silicon化、残りはMac Proのみ。これについては、また後日」と言及していたので、次期Mac Proが出るのは確実と思われます。
M1 Ultraは結構発熱するようです。Mac Studioでは、M1 Ultraのみ銅製ヒートシンクを採用し、M1 Pro搭載機よりもグッと重くなっているそうです。
5. Posted by 通りすがり   2022年04月04日 13:37
ピクサー社を忘れていました、3DCG映画を作る為にMac Proを開発してると考えると、自社でチップを開発してアメリカで製造して映画制作スタッフにSSDをさわれない様にセキュリティをかけるなど疑問に思う事が納得出来た様な気がします。

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