2022年06月07日

M2 MacBook AirとMacBook Pro 13 inch が発表

WWDC22 が開幕し、基調講演で Apple Silocone M2 を搭載したMacBook AirとMacBook Pro 13 inch が発表されました。発売は7月から。
メモリは従来の最大16GBから24GBに、ストレージは従来通り最大2TBです。M2チップと最大メモリの増加により、かなりヘビーなタスクにも対応できるようになりそうです。

同じM2 チップを採用したということで、同じようなアップデートかなという印象を持ちますが、実はかなり違います。
MacBook Airは新筐体、スクリーンサイズは13.3 inchから13.6 inchにサイズアップ。Thunderbolt 3/USB 4 ポートが2つというのは変わりありませんが、Magsafeが復活しています。これで、充電用にThunderbolt 3/USB 4 を使う必要がないので、端子不足はかなり解消されるでしょう。
対して MacBook Pro 13 inch は、外観に変化なし。スクリーンサイズは13.3"のまま、Magsafeなし。なんと私が大嫌いなTouch Barまで残りました。これは予想外。なぜ私が Touch Barが嫌いかと言えば、まず役に立たないギミック。役に立つという意見もあるでしょうが、それなら14"や16"に残るはず。私の所有していたMacBook Pro 2016にも付いていましたが、役に立たないだけでなく、数年で壊れてしまいました。使わないので、点かなくなったのなら良いのですが、常時眩しく点滅。修理には多額の費用がかかり、お陰で手放す時も安値になってしまいと良い思い出がありません。

MacBook AirとMacBook Pro 13 inch は同じM2搭載ですから基本性能は同じ、ただし、筐体の熱容量が大きい分、負荷大で発熱が大きい場合のみMacBook Pro 13 inch が有利となります。この状況は非常に限られると思います。そうなると使い勝手はMacBook Airがかなり良いと思いますし、それでいてMacBook Airの方が安いのですから、MacBook Airで決まりですね(買わないけど)。

日本で話題となっているのが、やはり値上げについてです。MacBook Pro 13 inch の場合、M1は148,280円(税込み)より、M2では178,800円(税込み)よりとなっています。ちなみに米国価格は共に$1299(税別)よりと据え置きです。日本だけ、3万円も高くなってひどい!って声も上がっていますが、むしろ逆です。税別価格ではレート125円/$の価格になっています。本日のレートは132円/$程度になっていますから、米国よりもずっと安いことになります。

予想外だったのが、本日より14"や16"の既存モデルも日本では値上げしていることですね。さすがに、この急激な円安では値上げせざるを得なかったのでしょう。
実はVintage Computerも同じ悩みを抱えています。急激な円安により、円価格の値上げが待ったなしとなってきており、タイミングを伺っている状況です。ぜひ、早めのご購入を! 

vintagecomp at 13:53│Comments(0)イベント情報 | Mac

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