2022年06月15日

macOS Ventura の由来

先日発表されたmacOS 13 Ventura。その新機能も楽しみですが、私が毎回注目しているのが名前の由来。現行macOS 12はMonteley。風光明媚な美しい海岸線で有名な場所です。OS X時代は最初はネコ科の動物でしたが、OS X 10.9 Mervericsからカリフォルニアの風光明媚な場所や観光地になっています。
Venturaはどこにあるかというと 

スクリーンショット 2022-06-15 午前7.05.38

















ロサンゼルスの西側。Vintage Computerからは150kmの実走行距離にあります。 海沿いのCityなので、それなりに美しい場所はあるのですが、正直、風光明媚や観光地といった印象はありません。しかし、ロサンゼルスエリアの住民にとってVenturaはとても有名です。それはSales Tax 税率の低さ。以前はカリフォルニア最安でした。つまり、お買い物の街です。
ロサンゼルシティ初め多くのSales Taxは、9.5%。これは州の6%の他County(郡)、シティの税率が加わって9.5%になります。ちなみに有名なサンタモニカは10.25%。つまり、お隣のシティでは税率が違っており、ちょっと足を伸ばせばSales Taxが安くなったりするわけです。
長い間、VenturaのSales Taxは、カリフォルニアの税金分のみでカリフォルニア最安でした。しかし、今では郡と市の税率も加わって、7.75%となっています。今ではカリフォルニア最安ではなくなっていますが、当時の印象は大きいですね。それでもロサンゼルスシティとは1.75%差。大きな買い物ならばかなりの差が出ます。
例えば、$3000(約40万円)のApple製品を買うと、1.75%差で$52.5(約7千円)。これは馬鹿になりませんね。以前は、有名なアウトレットモールがあるので、時々足を運んでいました。今は、もっぱらオンラインショッピングになってしまいましたが。
この後のmacOSの名称は、風光明媚な場所以外も選ばれるようになってくるのでしょうか。



vintagecomp at 23:29│Comments(0)Mac 

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