2022年10月12日

AirTag 禁止?

ルフトハンザ航空が、「AirTagを航空会社が危険物に認定し電源ON状態での手荷物預かりに制限」しているとの報道がありました。
手荷物として預けるためには、電源をオフにする必要がある、つまり電池を抜く必要があるというのです。AirTagは確かに電波を発生する電子機器で、その種の規制がされるのももっともな気もします。国際民間航空機関(ICAO)で規制されているためと、ルフトハンザ航空は説明しています。それなら、他の航空会社も同様になるのか。
しかし、なぜAirTagという一製品の話なのか、なぜ今なのかという疑問も。どうも、荷物がロストした顧客とのトラブルに端を発しているようです。

確かに、以下のようなこと起きそうですね。(あくまで想像)
客「荷物が出てきません。」 
係員「申し訳ありません、すぐにお探しします。」 
客「AirTag付いているので確認したら、XXX空港にある。すぐに連絡して取り寄せてくれ。」
係員「こちらでは把握できておりません。こちらでお探ししますので、今しばらくお待ちください。」 
客「XXX空港にあるのはわかっているんだ。すぐに対応してくれ!怒!」 

そんな話題の中、「ルフトハンザ航空、「AirTag禁止」報道を否定」という記事も出ていました。ルフトハンザ航空はAirTagを禁止していない、ただし、国際民間航空機関(ICAO)では、この種のデバイスを規制する規定がある、とも説明しているとのこと。
ただし、 国際民間航空機関(ICAO)の規制対象は、リチウムイオン電池搭載機器のみでボタン電池搭載のAirTagは規制対象外とのこと。

おそらく、ルフトハンザ航空の一担当者が、AirTagに関連するトラブルから規制を盾にAirTag禁止の発言をしたものの、反響の大きさと対応の不適切さから、これは公式見解ではないと述べたのではないかと思われます。
旅行中に預けるカバンにこそ、AirTagは付けたいもの。一安心です。

vintagecomp at 10:29│Comments(0)Apple Topics 

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