2023年03月16日

注目の研究を支えるPower Mac

昔々、プロ野球で打撃の神様と呼ばれた川上哲治氏が、「球が止まって見えた」と語っていたのは有名です。その現象を、千葉大の研究チームが確認できたとして、研究成果を発表しました。

 私の目に留まったのは、研究の内容ではなく、使われているパソコン。Power Macintosh 7x00にブラウン管モニタ。まだ現役で使われているのかと驚きました。Power Mac 7300, 7500, 7600のいずれかですね。Power Macintosh G3 DTも同じ筐体ですが、細部が違うようです。私も以前G3カードを入れて使っていました。G3カードは入っているのか、HDDはSCSIか、あるいはATAカードが入っているのか。いろいろ気になります。

このマシンが今でも使われている理由を考えてみました。

1. 予算不足で、新しいMacが買えない。
2. 研究に長年使っているソフトがOS 9用で新しいPCでは使えず、過去のデーターの蓄積があるため、他の環境に移行できない。

多分2だろうとは思いますが、十分な予算があれば、最新環境に対応したソフト制作もできるでしょうから、両方の理由でしょうね。

20年ほど前は、Power Mac 7x00 シリーズで使えるパーツを各種扱っておりました。今では流石に取り扱いも少なくなりましたが、まだいくつかのパーツを扱っています。

Sonnet Tempo ATA66 TAT-66 980円
Apple PCI 10/100Base-T Fast Ethernet Card 2,980円
PCI Power Mac 用 112pin 1MB VRAM 2枚セット 980円


vintagecomp at 23:30│Comments(2)往年の名機/パーツ 

この記事へのコメント

1. Posted by kazu   2023年03月17日 17:42
この時代のMacは
Power Mac ×
Power Macintosh ○
Power MacはG4からだったと思います。

研究室の場合、ソフトもそうですが、装置の制御に使っている場合、インタテーフェースが限定されるので簡単に交換することができないのも理由です。

日本の工場等において、機械制御に使っているPC-9800シリーズの置き換えができない点と似ていると思います。
2. Posted by Muto@VC   2023年03月18日 11:48
kazu様
確かにそうでした。訂正しました。
最近のユーザーさんには、Macintoshでは通じないみたいですね。

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