2023年06月07日

M2 Ultra Mac Pro 2023

今回のWWDC発表で、噂サイトが軒並み今回はなしとしていたMac Proの発表。今回ありと考えていた私の予想が的中しました。

筐体は2019から変更なし。しかし、中身は大きく変わっています。最後のIntelマシンからM2 Ultraに。遂にIntel Mac 終了です。
M2 Pro のMac miniよりも遅いと言われたMac Pro 2019、24-core CPU, 60-core GPU のM2 Ultraで大幅な性能アップを遂げています。OTOY Octane X のレンダリングで、Mac Pro 2019比7.6倍高速としています。

これはフラッグシップに相応しい完全無欠のプロマシンと言って良いのでしょうか。いや、一点懸念事項があると思われます。Mac Pro 2019の最大メモリは1.5TB、Mac Pro 2023 は”僅か”192GBです。1/8しかメモリを搭載できません。
もちろん、ユニファイドメモリはDDR4よりも圧倒的に高速で、メモリが不足しない状況では圧倒的な性能を誇ると思います。192GBメモリは、プロでも普通は十分な容量で、それ以上のメモリが必要なプロは限られるでしょう。しかし、今回の基調講演でApple自身がM2 Ultra Mac Studioの紹介で、「192GBメモリを搭載することができ、これまで処理することすらできなかった作業もスムースに行えます。」と説明しています。実際、これまでの経験ではメモリ不足で大量のスワップが発生すると、極端に速度低下し実質処理できなくなってしまいます。Mac Pro 2019が1.5TBものメモリを搭載できるのはそのためだったはず。
SSDも超高速化しているため、スワップに入ってもそこまで速度低下しないのでは?という期待もあると思います。そうだと良いのですが、最近の高速SSDを搭載しているMac でもスワップに入るとやはり極端に速度低下するんですよね。
そうは言っても、ユニファイドメモリでTB級のメモリを搭載するのは現実的には不可能ですね。それでも、ユニファイドメモリとDDR5の組み合わせで、ユニファイドメモリ容量内なら超高速、それを越えても高速性能を維持、という構成を期待していたのですが。

実際のところはまだ分かりませんが、圧倒的に高速なMac Pro 2023、ただしメモリ不足になるとMac Pro 2019が逆に有利となる場面もあるのではないでしょうか。そのようなウルトラヘビーなタスクを専門としているユーザーは、Mac Pro 2019を使い続けるかもしれません。

vintagecomp at 13:18│Comments(2)Mac 

この記事へのコメント

1. Posted by Hey   2023年06月09日 00:23
5 ▼武藤様、お久しぶりです。
Intel Macが終了ですかぁ。
当方はアップグレード銀Pro使い
で、本ブログや動画を見てシステム・
ファイルはPEXM2-130 + WD SSD 2TB × 2。
USBは御社で購入したInateckを使って
います。
▼システムはMojaveと、自己責任で
安定版のBig Sur 。これで不満がない自分が
怖い?です。
▼銀Proの後を考えると、どう考えても
Mac Studioになってしまいます。価格と、
あとディスプレイ別を優先させれば。
▼追記
触れなくなった最近のMacは面白くないです。
メモリすら増設できない。SSDも交換できない。
Mac Studioならメモリは32の最低設定なので、
このモデルなら使ってみたいです。
2. Posted by Muto@VC   2023年06月14日 12:54
本当に、いじる楽しみがなくなってしまいました。残念。

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