2023年06月29日

初めてのノートMac

初めて使ったLC 630、初めて買ったPerforma 6210、2台目のPower Mac 6300/150 とご紹介してきましたが、いずれもデスクトップマシンでした。今と違ってノートブックは価格が高く、高嶺の花だったのですね。私が渡米したのが1997年10月ですが、その少し前に近所のコンプマートの店頭に展示されているのを見ました。Powerbook 1400cが28万円、PowerBook 2400c/180が38万円、PowerBook 3400cが50万円ほどだったと記憶しています。正確ではないかもですが、当たらずとも遠からじなはずです。当時の私にとっては、とても買える金額ではなかったですね。
価格的に難しいなら、中古ということも考えられるわけですが、当時のノートブックはデスクトップよりも性能は低く、少し古いマシンだと性能的に辛いものがありました。
そして渡米後1年ほど経った1998年末頃のことです。当時、週末にはコンピュータースワップミートに出かけていました。古いMacや周辺機器が驚くほどの安値で販売されています。ただし、基本As is、保証なしです。ここで、たくさんのVintage Macを仕入れて、Vintage Computer 設立の発端となりました。その日も、128K、SE/30、IIciやDaystarのアクセラはないかと、物色していたところ、なんとPowerBook 2400c/180 が売りに出されているではありませんか。その年の前半で既にディコンになっていましたが、PowerBook 2400c/240はまだ日本で販売中でした。しかし、お高いんでしょう。聞いてみると、なんと$300! これは安い、速攻で買いたいところですが、そんなに手持ちがない。取置きを頼んで、銀行におろしに行きました。
状態も良く、とてもラッキーでした。 コンピュータースワップミートには、オフフィスで入れ替えとなったパソコンを業者が一括で引き取って超安値販売されたりしています。PowerBook 2400cは、まだ入れ替えとなるように時期ではなかったのですが、想像するに小さすぎて使い物にならないと判断されて処分されたのかもしれませんね。
80MBにメモリ増強、そしてNewerのG3カードを入れて活用しました。出張には、仕事用のWindowsノートと、プライベート用のPowerBook 2400cの2台を持ち運んで使っていました。
後々、PowerBook 2400c用パーツの開発マシンとしても活用しました。思い出深い一台です。

vintagecomp at 14:33│Comments(0)往年の名機/パーツ 

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