2023年08月12日
銀行から至急連絡をと!
Citibankから手紙が来ました。
至急下記に電話をください。アカウントに情報の追加が必要です。
電話番号と照会番号が記されています。それは大変!早速電話しようと思って、はたと気が付きました。これは詐欺じゃないのか? これがeメールだったら一番に疑うところですが、手紙なので油断していました。早速、記されている電話番号が Citibankのものかググってみました。出てきません。怪しい。とは言え、必要な連絡をせず、アカウントがロックされたりしては大変です。手紙には私の住所氏名とアカウントの下4桁の番号が記されています。しかし、アカウント番号はチェック(小切手)に書かれていますし、私のチェックを受け取った人なら誰でもわかってしまう。他に具体的なことは何も書いてなく、やはり怪しい。
そこで、 Citibankのサポートに電話しました。自動応答に辟易しながらも、なんとか人が出ました。経緯を話したところ、支店に手紙を持っていき確認してもらえとのこと。この番号が Citibankのものか確認してくれれば良いのに。やむをえず、最寄りの支店に出向きました。手紙を見せて相談すると、サポートに電話しろと言われてしまいます。必殺、たらい回し! サポートに支店に行けと言われたというと、他のスタッフと相談の上、別の支店で確認してもらえと言います。えー!そんな、と思っていると、その支店に電話してくれています。しかし、その支店には今担当者がいないとのこと。呆れて、帰りました。
翌日、ともかく手紙に書かれた番号に電話してみました。やはり予想通り、私の個人情報を聞いてきます。ここは、回答するわけにはいきません。この手紙がフェイクかどうか確証がない。この番号が Citibankのものかどうかも確証がない。そんな状況で個人情報を渡せない、と話しました。
すると、サポートに電話して、KYC Departmentに転送するように要望するよう言われました。なるほど、それで話が通じれば安心です。
早速、 サポートに電話して、KYC Departmentに転送するように依頼しました。すんなりとは繋いでくれず、なぜ転送してほしいのかと尋ねられ、これまでの経緯を説明します。すると、まずはアカウントに何か問題があるかを確認しています。アカウントには何の問題もなく、情報の追加も必要ないと言います。ということは、やはり詐欺? サポートの人に尋ねると、その可能性は高いと思いますと。やっぱり詐欺か、助かった。念の為、手紙の電話番号はCitibankのKYC Departmentのものではないのかと尋ねました。それは分かりかねるが、KYC Department の番号はこれです、との回答。念の為、そちらに電話してみました。
手紙が来て照会番号はこれ、と話すと、すんなりと話は通じました。結局は、詐欺ではなかった。 そして個人情報をいろいろ聞かれます。職業、収入等まで。テキストメッセージやeメール、電話で情報を送るのを許可するか? と聞かれます。一応これにて完了。やれやれ。
しかし、何だったのだろう。 KYC Departmentとは何だろう?と調べてみると、Know Your Customerの略でした。どうやら、マーケティング部門のようです。シティバンクの営業部署に、営業用の情報を渡してしまったようです。これから、色々宣伝が舞い込んでくるのでしょうか。
しかし、銀行からの連絡となれば、重要と思うのが人情というもの。これで詐欺と見分けのつかない方法で連絡を要求するのは、やめてほしいですね。
至急下記に電話をください。アカウントに情報の追加が必要です。
電話番号と照会番号が記されています。それは大変!早速電話しようと思って、はたと気が付きました。これは詐欺じゃないのか? これがeメールだったら一番に疑うところですが、手紙なので油断していました。早速、記されている電話番号が Citibankのものかググってみました。出てきません。怪しい。とは言え、必要な連絡をせず、アカウントがロックされたりしては大変です。手紙には私の住所氏名とアカウントの下4桁の番号が記されています。しかし、アカウント番号はチェック(小切手)に書かれていますし、私のチェックを受け取った人なら誰でもわかってしまう。他に具体的なことは何も書いてなく、やはり怪しい。
そこで、 Citibankのサポートに電話しました。自動応答に辟易しながらも、なんとか人が出ました。経緯を話したところ、支店に手紙を持っていき確認してもらえとのこと。この番号が Citibankのものか確認してくれれば良いのに。やむをえず、最寄りの支店に出向きました。手紙を見せて相談すると、サポートに電話しろと言われてしまいます。必殺、たらい回し! サポートに支店に行けと言われたというと、他のスタッフと相談の上、別の支店で確認してもらえと言います。えー!そんな、と思っていると、その支店に電話してくれています。しかし、その支店には今担当者がいないとのこと。呆れて、帰りました。
翌日、ともかく手紙に書かれた番号に電話してみました。やはり予想通り、私の個人情報を聞いてきます。ここは、回答するわけにはいきません。この手紙がフェイクかどうか確証がない。この番号が Citibankのものかどうかも確証がない。そんな状況で個人情報を渡せない、と話しました。
すると、サポートに電話して、KYC Departmentに転送するように要望するよう言われました。なるほど、それで話が通じれば安心です。
早速、 サポートに電話して、KYC Departmentに転送するように依頼しました。すんなりとは繋いでくれず、なぜ転送してほしいのかと尋ねられ、これまでの経緯を説明します。すると、まずはアカウントに何か問題があるかを確認しています。アカウントには何の問題もなく、情報の追加も必要ないと言います。ということは、やはり詐欺? サポートの人に尋ねると、その可能性は高いと思いますと。やっぱり詐欺か、助かった。念の為、手紙の電話番号はCitibankのKYC Departmentのものではないのかと尋ねました。それは分かりかねるが、KYC Department の番号はこれです、との回答。念の為、そちらに電話してみました。
手紙が来て照会番号はこれ、と話すと、すんなりと話は通じました。結局は、詐欺ではなかった。 そして個人情報をいろいろ聞かれます。職業、収入等まで。テキストメッセージやeメール、電話で情報を送るのを許可するか? と聞かれます。一応これにて完了。やれやれ。
しかし、何だったのだろう。 KYC Departmentとは何だろう?と調べてみると、Know Your Customerの略でした。どうやら、マーケティング部門のようです。シティバンクの営業部署に、営業用の情報を渡してしまったようです。これから、色々宣伝が舞い込んでくるのでしょうか。
しかし、銀行からの連絡となれば、重要と思うのが人情というもの。これで詐欺と見分けのつかない方法で連絡を要求するのは、やめてほしいですね。
vintagecomp at 10:08│Comments(2)│USA
この記事へのコメント
1. Posted by Mavv 2023年08月15日 13:54
Know Your Customerは、日本語でいうところの本人確認で、マネロン対策などの理由から金融機関が実施することを義務付けられているもの(そして、本人確認は典型的には口座開設時や利用登録時に行う必要があるので、営業部門の管轄なのも自然)なので、純粋な目で見れば、法令で要求される本人確認事項が厳格化されたか、最初の本人確認に不足があったことが判明したか、といった事情のようにも思いますが、さて実際はどうなんでしょうね?
2. Posted by Muto@VC 2023年08月17日 00:03
なるほど、そうだったんですね。
ただ、サポートに電話した際にはアカウントに不足している情報は何もない、と言われたのでやはり営業用の情報が不足していた可能性が高いように思います。
ただ、サポートに電話した際にはアカウントに不足している情報は何もない、と言われたのでやはり営業用の情報が不足していた可能性が高いように思います。