2023年11月30日

N極対応電源タップ

本日、Mac Fan 1月号を電子版で読みました。その中で一番感心した記事は、M3特集ではなく、97ページに掲載されていた100均toshでした。内容は「N極対応電源タップ」。
壁のコンセントを見ると、左側の方が長いことに気がつくと思います。
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ところがテーブルタップは左右とも短いタイプが多いです。
ではプラグの方を見ると、ほとんどの場合、左右とも短いです。大は小を兼ねるので、どちらのコンセントでも使えます。しかし、時々片方が長いプラグもあります。この場合は、左右とも短いテーブルタップでは刺さりません。ダイソーで販売されているテーブルタップの多くは、片方が長い「N極対応電源タップ」ということで、このタイプが必要ならダイソーを探そう!という耳寄り記事でした。

さて、なぜそんなことが起きるかというと、米国のコンセントとプラグは、ほとんどの場合この左右の長さが違うN極対応なのです。なぜこうなっているかというと、極性を合わせることで感電の危険性が 減るためです。日本では、関電の危険性は上がるものの、可能性は高くはないので向きを合わせる必要がないプラグを採用しているのだと思います。
日本でもN極対応のプラグが散見されるのは、多くの場合は米国で設計された製品だと思います。そんなわけで、Vintage Computerで扱っているコンセントに刺すタイプの製品は、ほとんどの場合N極対応です。壁差しなら問題ありませんが、テーブルタップ利用の場合は気をつけましょう。

vintagecomp at 10:52│Comments(0)一般 

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