2023年12月07日
失敗作! Apple III
昨日の記事、最後は「それともApple IIIの二の舞だったでしょうか。 」と書きました。フムフムという方もいれば、なにそれ?という方もいるでしょう。
Appleの最初の製品はApple 1ですが、次のApple II がApple社をメジャープレーヤーへと押し上げました。大成功したApple IIに続く製品がApple IIIです。
ハードの性能は飛躍的に向上、OSもApple IIとは異なるものですがエミュレーターで互換性を確保し1980年に登場。Apple IIはチップの発熱が低く、冷却ファンは不要でしたが、大幅に性能が向上したApple IIIでは発熱も大きく普通に考えれば冷却ファンは必須でした。しかし、冷却ファンを嫌ったジョブズはアルミダイキャストの巨大な放熱板を持つ筐体でファンレスを実現しました。
しかし、それでも内部に熱がこもってしまい、チップの足が浮いてしまい動作不良に陥る欠陥を招いてしまいました。大きく重い筐体、Apple IIIネイティブソフトの不足、動作不良と酷い失敗作に終わってしまいました。その後、動作不良問題を対策したバージョンをリリース、更に1983年にApple III Plusをリリースし、動作不良問題は解消。しかし時すでに遅し、不人気を払拭することはできず1984年にディスコンとなっています。
ジョブズのこの時の経験が、Cubeの早期撤退に導いたのかもしれませんね。
Appleの最初の製品はApple 1ですが、次のApple II がApple社をメジャープレーヤーへと押し上げました。大成功したApple IIに続く製品がApple IIIです。
ハードの性能は飛躍的に向上、OSもApple IIとは異なるものですがエミュレーターで互換性を確保し1980年に登場。Apple IIはチップの発熱が低く、冷却ファンは不要でしたが、大幅に性能が向上したApple IIIでは発熱も大きく普通に考えれば冷却ファンは必須でした。しかし、冷却ファンを嫌ったジョブズはアルミダイキャストの巨大な放熱板を持つ筐体でファンレスを実現しました。
しかし、それでも内部に熱がこもってしまい、チップの足が浮いてしまい動作不良に陥る欠陥を招いてしまいました。大きく重い筐体、Apple IIIネイティブソフトの不足、動作不良と酷い失敗作に終わってしまいました。その後、動作不良問題を対策したバージョンをリリース、更に1983年にApple III Plusをリリースし、動作不良問題は解消。しかし時すでに遅し、不人気を払拭することはできず1984年にディスコンとなっています。
ジョブズのこの時の経験が、Cubeの早期撤退に導いたのかもしれませんね。
vintagecomp at 11:29│Comments(0)│Apple Topics