2024年06月19日
今だから言える昔話 4
他では扱っていないメモリ、まず思いついたのがPowerBook 2400c用の96MBメモリでした。2005年のことです。PowerBook 2400cの公式スペックは、メモリスロットに挿せる最大メモリが64MB、ロジックボードの64MBメモリを合わせて80MBが最大でした。しかし、実は96MBのメモリも認識できて日本のメーカーから販売されていました。しかし、2005年の段階ではとっくに販売終了となっており、中古品の入手も難しくなっていました。
これまでは他では扱っていないメモリと言っても規格品のため、技術的には難しいことはありませんでした。しかし、本品はPowerBook 2400c 専用メモリであり、どうやって最大メモリを超えるメモリが認識可能なのかという解析が必要でした。幸い、PowerBook 2400cの改造は以前に大ブームとなり、96MBメモリについても情報がありました。それと、実機解析により製造が可能になりました。
最低ロット300枚でしたが、300枚製造しました。
画像では分かりにくいですが、Vintage Computerのロゴも入れました。2005年といえばPowerBook 2400c用のパーツは普通に考えれば完全に賞味期限切れで、心配しましたが無事完売。このプロジェクトはめでたく成功でした。ただし、ちょっとしたゴタゴタもありました。
これまでは他では扱っていないメモリと言っても規格品のため、技術的には難しいことはありませんでした。しかし、本品はPowerBook 2400c 専用メモリであり、どうやって最大メモリを超えるメモリが認識可能なのかという解析が必要でした。幸い、PowerBook 2400cの改造は以前に大ブームとなり、96MBメモリについても情報がありました。それと、実機解析により製造が可能になりました。
最低ロット300枚でしたが、300枚製造しました。
画像では分かりにくいですが、Vintage Computerのロゴも入れました。2005年といえばPowerBook 2400c用のパーツは普通に考えれば完全に賞味期限切れで、心配しましたが無事完売。このプロジェクトはめでたく成功でした。ただし、ちょっとしたゴタゴタもありました。
vintagecomp at 10:18│Comments(0)│USA