2025年02月18日
プレジデントデイにトランプの主張を考える
本日(2/17)は、プレジデントデイの米国祝日でした。今のアメリカのプレジデントと言えば、お騒がせのドナルド・トランプですね。
トランプ大統領が日本の消費税に相互関税をかける!との方針を打ち出しており、物議を醸しています。そんな滅茶苦茶な!という声や、トランプが消費税を廃止してくれる!と歓迎する声もあるようです。
どうも一部に誤解があるようなので、私の感触を。
まずトランプのこの主張、そんなにおかしいことではないと思えます。
カリフォルニアには約10%のセールスタックスがかかります。日本の消費税とほぼ同額ですね。何か買い物をすると、商品価格とセールスタックスを支払うことになります。
もし私が日本から何か商品を輸入するとします。関税非対称の商品であれば、支払うのは商品価格と送料のみ。セールスタックスはかかりません。しかし、アメリカから日本に商品を輸出すると、消費税がかかります。使途とかの違いはあるのでしょうが、これは輸出者からみると実質あらゆる商品に10%の関税がかけられれているように感じます。
アメリカ的には実質全品に10%の関税がかけられているのだから、日本からの輸入品にも同じだけの関税をかける、という主張です。消費税と関税は別物で、これを比較するのはおかしいというのは理論的には正しいのでしょうが、感触としては理解できます。
さて、どういう決着となるか。仮に交渉の中で万一日本への輸入品への消費税の課税がなくなるとしても、国内の消費に対する消費税が廃止されることはないはずですので、誤解なきよう。
トランプ大統領が日本の消費税に相互関税をかける!との方針を打ち出しており、物議を醸しています。そんな滅茶苦茶な!という声や、トランプが消費税を廃止してくれる!と歓迎する声もあるようです。
どうも一部に誤解があるようなので、私の感触を。
まずトランプのこの主張、そんなにおかしいことではないと思えます。
カリフォルニアには約10%のセールスタックスがかかります。日本の消費税とほぼ同額ですね。何か買い物をすると、商品価格とセールスタックスを支払うことになります。
もし私が日本から何か商品を輸入するとします。関税非対称の商品であれば、支払うのは商品価格と送料のみ。セールスタックスはかかりません。しかし、アメリカから日本に商品を輸出すると、消費税がかかります。使途とかの違いはあるのでしょうが、これは輸出者からみると実質あらゆる商品に10%の関税がかけられれているように感じます。
アメリカ的には実質全品に10%の関税がかけられているのだから、日本からの輸入品にも同じだけの関税をかける、という主張です。消費税と関税は別物で、これを比較するのはおかしいというのは理論的には正しいのでしょうが、感触としては理解できます。
さて、どういう決着となるか。仮に交渉の中で万一日本への輸入品への消費税の課税がなくなるとしても、国内の消費に対する消費税が廃止されることはないはずですので、誤解なきよう。
vintagecomp at 10:43│Comments(0)│USA