2026年02月06日

もう一つのG4 最強 Power Mac G4 Cube

シリーズ最強のMac、アップグレード、改造の観点からの名機という意味で各時代の最強Macを解説していきます。今回は、G4 MacのPower Mac G4 Cubeです。前回、G4 最強 Power Mac G4 AGP Graphics としていたので、もう一つの違った観点からの最強G4です。
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未来感のある美しい筐体で大きな話題となったものの、同時代のタワー型Power Mac G4 と同等の性能ながら、価格が高く、拡張性が低い、更にはケースのヒビ割れ問題が響いてそれほど売れませんでした。結局G4 Cubeは2000年夏から1年間で姿を消しました。
当初は拡張性はほとんどないと言われていました。メモリスロットは3つで、1.5GBまでのアップグレードは容易だったものの、それ以外に可能なのはHDDの交換くらい。それもタワー型と比べると交換は大変でした。
ところが、Cube 販売終了後、様々なアップグレードが可能となり中古品の人気が出ました。私も、中古品を手に入れました。
CPUはG4 450MHz または500MHz でしたが、1.8GHz 512KB L2 Dual またはG4 1.4GHz L3 2MB Dual まで性能アップ可能でした。Cube はファンレスで静音が売りでしたが、さすがにここまで性能アップするとファンは必須。ところがなんと、Cube の下部にはファンを装着するためのブラケットがついていました。Apple も後々ファン付きの高性能版を出す予定だったのが、売れ行き不振で断念となってしまったようです。
また、通常のカードとは異なる取り付けで、ビデオカードのアップグレードは純正品以外無理と思われていましたが、これもブラケットを製作することで、多様なカードが装着可能でした。
Geforce 2, Geforce 3, Radeon 7500 が無理なく装着可能。またちょっと無茶をしてRadeon 9000 も装着可能でした。これらは標準のRage 128 と違いQuartz Extreme 対応で高性能化しました。
そして、専用品でアップグレードは無理と思われたDVD-ROM ドライブ、これもブラケットを製作してSlime Line のDVD-R ドライブを装着可能に。
ここまでアップグレードすると不安になるのが電源。GigaDesigns 社から、強化電源ボードが発売されました。これは、Vintage Computer でも売れましたね。
ほとんど拡張性がないと思われていたのに、販売終了後に大化け、これがCube 改造の醍醐味でした。
G4 Cube は今も稼働状態で保管しており、テストマシンで使っております。メモリ販売中です。

512MB SDRAM PC100/133 168 pin Large DIMM 3,980円



vintagecomp at 10:36│Comments(0)往年の名機/パーツ 

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