2026年05月21日

時代を先取りしすぎたApple 製品 - QuickTake 100

1994年2月に発売された、Appleのデジタルカメラです。コンデジとしては、世界初の製品とされています。

quicktake










初期のデジカメとして有名なのが、CASIO QV-10です。両者を比較してみましょう。

    QuickTake 100    QV-10
発売時期  1994年2月    1995年3月
画像サイズ 640x480     320x240
メモリ   1MB                     2MB
液晶 無し      あり
サイズ  155x135x55            130x66x40
重量   500g                        190g
価格   $749(7万9千円)  6万5千円

デジカメの基本性能である画像サイズは、QuickTake 100の圧勝。しかし、QV-10の方が圧倒的に小型軽量、撮影可能枚数もQV-10の圧勝、価格も安い。また撮ってすぐ画像を確認できるカメラ上の液晶の有無の差も大きかったと思います。
QuickTake 100は基本性能こそ高いものの、QV-10デジカメの使い勝手にこだわっていると言えます。

QuickTake 100はヒット作になることもなく、後続のQuickTake 150, 200も不発に終わりました。QV-10は大ヒットし、デジカメブームの初期の牽引役となりました。

QuickTake 100の失敗は、デジカメの魅力を出しきれなかったことに尽きると思います。そして、Appleはその後iPhoneにデジカメ機能を搭載して逆襲します。その後、コンデジを駆逐してしまったのはご承知の通り。13年後の逆襲でした。

vintagecomp at 09:18│Comments(0)

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