2026年06月09日

WWDC 2026 基調講演所感

WWDC 2026 基調講演が時開催されました。
やはり刷新されるApple Inteligence が主な内容で、期待されたハードウェアの発表はありませんでした。それどころか、毎年中心となる各OSの紹介もほとんどなかったですね。もっとも、Apple Inteligence の進化が次期OSの新機能なわけですが。詳しい内容は、林信之氏はじめ各所で速報されているのでここでは触れず、今回の基調講演での所感を書き留めておきます。

1. 私は2000年くらいから、Apple の基調講演は全て観ています。正直なところ、今回の基調講演はこれまでで一番つまらなかった。ハードウェアの発表がなかったり内容のせいもありますが、デモをするでもなく、言葉での説明が多かった。デモをしても、簡単に終わってしまって驚きがなかったです。内容が多かったせいもあるのでしょうが、非常に消化不良な講演でした。
今更ではありますが昔のような生の講演ではなく、録画方式なのも臨場感がなくて面白みにかけました。録画方式には完成度を高められるメリットがあると思いますが、バックに通行人が多数写って目障りだったり、完成度に欠けると思いました。こんなのAIで簡単に編集できてしまうんじゃないの?

2. 今回基調講演の登場人物が非常に多く、若手の台頭が目立ちました。ジョブズ時代はほぼ重役陣のみで講演を行なっており、初期はジョブズとフィル・シラーの二人だけでやっていた時期も長かったですね。今回は色んな人が入れ替わり立ち替わり登場し若い人が目立ちました。クックCEOも退任して若いジョン・ターナス氏に交代しますから、Apple で若返りが加速しているように思えます。これは大企業としては良い傾向だと思います。そうなると、各自の持ち時間は少なくデモ時間は十分に取れず、発表の技術も拙い人もいるわけで、今回のつまらなさに拍車をかけたかもしれません。

3. 今回は発表のフォーマットが大きく異なりました。いつものWWDCでは各新OSをそれぞれ個別に発表していました。今回は、機能ごとの紹介でした。デザインやAIの新機能を紹介し、これがiOSではこんなふうに実装され、macOSではこういうふうに実装されるという流れ。今回は、Apple Inteligence が主役のためこうなったと思いますが、このスタイルだと驚きや革新性は伝わりにくいと思いました。

4. 次期macOSの名称は「macOS Golden Gate」。この名称はもちろん、サンフランシスコのGolden Gate Bridge 金門橋にちなんだものです。日本ではmacOS 金門橋と呼ばれるのか? これまでのmacOSの名称はあまり知られていない地名も多かったですが、これは世界的によく知られたスポット。しかも意味的には最高の入り口。このOSにかける並々ならぬ意欲が伝わってきます。
果たして、名前通り最高のOSとなるのか、名前はすごいけど普通だったとなるのか、名前負けした失敗作となるのか。確かにApple Inteligence の出来が素晴らしければ期待できますが、期待が高いだけに心配も。

秋のリリースが楽しみです。

vintagecomp at 06:58│Comments(0)Apple Topics 

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