起業

2005年07月23日

米国での起業に必要なもの-13

このBlogを新装再開した時に起業ネタも扱うことを宣言したが、これまで一度も書いていなかったので、遅ればせながら本日はこのお題目。
私自身、某企業の駐在員としてロスに赴任して、ここでMacのビジネスをやったら商売として成り立つのではないかと思い立ち、小さいながら会社を起こして今日に至っているわけである。日本人が米国で起業するに当たって必要なもの考えてみよう。
時々米国でビジネスを行うに当たってビザ取得はどうすればいいか、と言った相談を受けることがある。確かに、外国人が米国で働く上で大きな壁となるのがビ ザの取得である。ただこれは私に言わせれば、二の次三の次の問題。それ以前に必要なことはたくさんある。逆に言えばそれらがクリアできるならば、ビザだっ て必ず何とかなるはずだ。
まず考えなければならないのは、当然ながらどんなビジネスをやっていかに儲けるかと言うこと。大きな資金があれば比較的簡単に儲かる商売を始めることもで きるかもしれないが、資金が限られていればあなたのアイディアが頼りになる。簡単に始められて儲かる商売なら、誰だって真似をする。結果過当競争となって 儲からなくなる。だから、あなたにしかできない何かを見つけることが鍵だ。
これは他人に納得してもらう必要は全くない。前の会社の上司に退職を申し出た時には、「そんなことで商売になるとは、全く思えない。」と言われた。上司に してみれば、私の計画はキチガイ沙汰と思えただろう。自分の中で確固たる計算と実績があれば、そんな批評は恐れる必要はないのだ。



vintagecomp at 09:15|PermalinkComments(2)TrackBack(0)
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