Mac

2025年06月21日

Rosetta 2 はどうなる?

次期macOS Tahoe 26 は最後のIntel Mac 対応OS であることが発表されています。以下のIntel Mac が最後の対応機種となります。

MacBook Pro 16 inch 2019
MacBook Pro 13 inch 2020
iMac 2020
Mac Pro 2019

macOS 27からはIntel Mac 非対応となります。既にApple シリコンに移行した方はあまり関係ないと思われるかもしれませんが、気になることがあります。

Rosetta 2 ってどうなる?

Rosetta 2 はApple シリコン Mac でIntel Mac用のアプリを動かすためのインタープリッターです。Rosetta 2 はなかなか優秀で、Intel Mac用アプリと意識することなく快適に動きます。Intel Mac 上よりも高速に動いているのでは?と思うくらい。私が今使っているMS Office 2019もFileMaker Pro 18 も、Rosetta 2 のおかげで軽快に動作しています。macOS 27からはIntel Mac 非対応ということは、もしかしてIntel Mac用のアプリも非対応?
と気になってしまいましたが、Apple Insider に関連記事がありました。Rosetta 2 がフルサポートされるのは、macOS 27 まで。macOS 28 でもRosetta 2 は動作するものの、古いゲームなどアプリがアプデートされないものに限るということでした。メジャーアプリで、Apple シリコン用のバージョンが出ているものについては、サポートしないということなんでしょうかね。

ひとまず、あと2年少々は大丈夫ということのようです。macOS 28 となったら、準備が必要なようです。

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2025年06月18日

macOS 27でAirMac Time Capsule のバックアップは非サポートに

MacRumors が伝えています。
AirMac Time Capsule やAirMacに接続されたUSB ドライブへのTime Machineのバックアップができなくなるとのこと。AirMac シリーズは、2018年4月にディスコンになりましたから年式的には致し方ないとも言えますが、純正品だけにちょっと残念です。
現在macOS Tahoe 26のベーター版では、「推奨しない」と表示され(おそらく使える)、「メジャーアップデートの際にはサポートされなくなる」と表示されます。
理由としては、macOS 27では共有プロトコルがSMBv2 以降サポートとなるためと考えられます。AirMac シリーズはSMBv1 です。
記事では、Time Machineのバックアップに使えなくなるとありますが、共有プロトコルが非サポートということはNASとしての利用もできなくなるのでは?

私も長年AirMac Extremeを使っており、3台でエリアを拡張していました。なんと言っても、AirMac ユーテリティによる設定の簡単さが快適でした。USBドライブを接続して、Time Machineのバックアップに利用したこともありました。とは言えメッシュWi-Fi が普及してきて、速度もエリアも大きく向上したので、乗り換えました。確かに、いまだに使っている方には良い機会かもしれないですね。

急に使えなくなると大変ですので、今から準備しておくのが良いかもしれません。

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2025年06月17日

Mac mini M2 の修理サービスプログラム

Appleが「Mac miniの電源が入らない問題に対する修理サービスプログラム」の提供を開始しています。
Mac mini (M2, 2023) で電源が入らなくなる可能性があるということで、こちらでシリアル番号を入力して対象モデルかどうか、確認することができます。
あくまで不具合がある場合が対象で、対象モデルであっても不具合がなければ対象外となります。まだ新しいですし致命的な不具合ですので、既に問題が発生ていた場合、既に大半は修理を実施済みだと思います。
対象機種で不具合が発生していない場合は、今後に備えておくのが良いでしょう。購入日から3年以内が適用期間とのことなので、不具合の兆候が現れたら速やかにプログラムの適用を受けるのが良いでしょう。

原因については公表されていません。ロジックボード、電源スイッチ、電源ユニットの不具合が考えられますが、最も可能性が高いのが電源の故障だと思います。他の年式のモデルでもMad mini は比較的電源故障が多いと思われます。

Mac mini 2010-2014 電源 4,980円
Mac mini 2018 電源新品  14,800円
Mac mini 2018 電源中古品  8,800円

Intel Mac はそろそろ電源故障が増えてきますので、ぜひこちらで復活を!

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2025年06月13日

偽物に注意!

少々古いMacの故障、Appleの修理は受け付けてくれない場合もあるし、受け付けてくれても結構お高い。そんな時は、パーツを調達して自己修理できれば最高です。Vintage Computer でも純正パーツを多数扱っています。Vintage Computer 以外でも、有名ネットショップやオークションサイトで購入できる場合があります。それも、新品を超安価で。それにはお気をつけください。そういう製品のほとんどは、某国製コピー偽商品です。互換品と説明してあるのはまだ良心的ですが、多くは純正パーツとして販売されています。Vintage Computer でもそういった偽物を扱わないよう注意していますが、今回つかまされてしまいました。

SP1
















MacBook Pro のスピーカーです。右が純正品、左がコピー品です。

SP2










外観ではほとんど区別がつきませんが、コネクタの配線が違います。純正は6 pin 全て埋まっていますが、コピー品は真ん中の2 pin が空きです。
互換品でも、ちゃんと動作すれば良いという向きもあるかと思いますが、これについてはコピー品は音は出るもののひどい音質。
他にもiMac 2012~2020用のディスプレイテープ、これも出回っているものの多くは偽物です。純正品は、年式ごとに違うテープが用意されていますが、コピー品は多くの場合共通。一応接着できますが、一度つけたら取り外し困難となってしまいます。純正品は専用ツールさえあれば簡単に剥がれます。

回避策としては、安すぎる商品には注意する。信用のある専門店で購入するくらいでしょうか。
お気をつけください。

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2025年06月03日

G3用のメモリ

久しぶりにPower Mac G3用のメモリが売れました。そこで改めてG3用のメモリのTipsをお届けします。以前は定番のTipsでしたが、最早忘れられているのでは。ググってみましたが、ほぼ情報は見つかりませんでしたし、間違った情報も見つかったので改めて。
該当するのは
Power Mac G3 ベージュ, Blue & White, G4 PCI (Large Dimm)
PowerBook G3 Wall Street, Lombart, iMac G3 233-333 (SODIMM)

これらのモデルはスロット当たり256MBメモリが最大です。ピン数、サイズ、クロックが適合するメモリならなんでも良いかというとそうではありません。むしろ、入手可能で物理的に装着可能なメモリの大半は適合しません。Power Mac G4 AGP以降やPowerBook G3 Pismoのメモリはピン数、サイズ、クロックが適合しますが、認識しません。128bit メモリと256bit メモリの転送幅の違いがあるためです。ラベルにその旨表示されていれば良いのですが、表示されていない場合の良い見分けかたがあります。
メモリチップ8枚で片面実装なら256bit メモリ、メモリチップ16枚で両面実装なら128bit メモリです。実は稀に例外もあるのですが、概ねこれで見分けられます。
ちなみにメモリチップ32枚の亀の子実装なら512MBメモリも認識します。ただし、最大メモリ1GBの制限があるので、4スロットのG3 Blue & White にはあまり意味がありません。G3 ベージュなら、512MB 1枚と256MB 2枚で1GB達成可能ですね。ノートブックは恩恵が大きいですが、スペース的に無理そうです。

256MB PC100/66 SDRAM 128bit Large DIMM 3,980円
256MB 144pin SODIMM 128bit SODIMM 3,800円

こんなメモリを今でも販売しているのは、Vintage Computer ならではです。

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2025年05月31日

macOS 26の対応機種

一昨日、Appleの各OSの名称変更についてお伝えしまいたが、次期macOS 26の対応機種についてApple Insiderが報じています。

macOS 26 対応機種
MacBook Pro:2019年以降
MacBook Air:M1以降
iMac:2020年以降
Mac Pro:2019年以降
Mac mini:M1以降
Mac Studio:全モデル

逆に今回非対応となるのが以下の機種です。
MacBook Pro (2018)
MacBook Air (Intel, 2020)
iMac Pro (2017)
Mac mini (2018)

MacBook Pro, MacBook Air, Mac mini については、後継機のM1がいずれも2020年にリリースされています。概ね販売終了後5年で非対応となると考えてよいでしょう。
しぶとくIntelが残っているのは、やはりProモデルのMacBook Pro 2019, iMac 27 inch 2020,  Mac Pro 2019 ですね。ネット上ではIntel Macが対応機種で残るのはmacOS 26 が最後ではないかという意見も見られますが、macOS 27 ではまだ残ると思います。後継機のMac Pro M2 Ultra が出たのは2023年ですからね。MacBook Pro 2019 はおそらく非対応に、iMac 27 inch 2020 は微妙ですが非対応でしょうか。

今回の情報はあくまで噂情報ですが、確度はかなり高いと思います。いずれにしろ6/9のWWDC 基調講演で明らかになると思います。


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2025年05月16日

Mac Pro Early 2009でMid 2010/2012のプロセッサーボードを使う

5/13の記事で、Mac Pro Mid 2010, 2012用のプロセッサーボードは、Early 2009には原則的に使えないと解説しました。原則的にということは、使える方法もあるわけです。
まず、Westmere CPUは、Mid 2010, 2012でしか使えず全く起動しません。これは昨日の記事で取り上げた、FirmwareをMid 2010, 2012相当にアップデートすることで、起動できるようになります。ただし、この状態で起動するとファンが全速で回ってしまいます。これはバックプレーンボードとプロセッサーボードのSMCバージョンが異なるためです(詳細)。この状態でも一応使えますが、本当に爆速、爆音で事実上使えません。正常動作させるには、以下の方法が考えられます。

1. バックプレーンボードをMid 2010またはMid 2012用に交換してしまう。これはもう、Early 2009をMid 2010, 2012にしてしまうと言い換えても良いでしょう。

2. Macs Fan Controlのような、ファン制御アプリを利用する。

お勧めは1ですが、2は手軽に行えますね。

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Mac Pro Mid 2010/2012用 プロセッサーボード 3.46GHz 12 Core 128GB 49,800

Mac Pro Mid 2010用 バックプレーンボード 12,800
Mac Pro Mid 2012用 バックプレーンボード 14,800
Mac Pro Mid 2010 (Server)用 バックプレーンボード 9,800

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2025年05月09日

Mac Pro ファン全開!

お客様からのサポート依頼です。
Mac Pro Mid 2010でバックプレーンボード故障で、Mid 2012用に交換したところ、起動はするもののファン全開となってしまったそうです。原因として考えられるのは、次の2点ですね。

1. バックプレーンボードとCPU ボードの不適合。
2. 温度センサの不具合

バックプレーンボードとCPU ボードのSMCバージョンが異なる場合、ファン全開となります。2010/2012は同じで、2009のみが異なります。今回のケースは当てはまらないことになりますが、オークションなど製品仕様が正確でないこともありますので、要チェックです。ちなみに外観では見分けられません。詳しくはこちら
温度センサはCPUボード上のCPUヒートシンク、North Bridge ヒートシンク、それにバックプレーンボードのHDD用SATAポートのすぐ下(つまり4つ)に付いています。バックプレーンボード交換で発生してたということは、HDD用温度センサが要チェックですね。ただ、ここは経験上あまり壊れる部分ではないと思います。むしろCPUヒートシンクの温度センサが怪しいかも。

まずはAHTをかけてみて、不具合が検出されるか確認すると良いと思います。これで部位特定できたらしめたものですね。

CPUヒートシンクの温度センサ不具合でしたら、CPUヒートシンクの交換。North Bridge ヒートシンクの温度センサ不具合でしたら、North Bridge ヒートシンクの交換。HDD用温度センサの不具合でしたら、バックプレーンボードの交換が必要になります。

シングルCPU ヒートシンク
Dual CPU ヒートシンク
Mac Pro Mid 2010用 バックプレーンボード
Mac Pro Mid 2012用 バックプレーンボード

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2025年04月16日

EVGA GeForce GTX 680 Mac Edition 久々入荷!

Mac Pro 2009-2012 でmacOS 10.14 Mojave 以上を使用する場合、必須なのがMetal 対応ビデオカードです。Vintage Computer では、中でもMac EFI 対応のカードをお勧めしております。これは僅かに3種類しか存在しないので、入手もなかなか困難です。その中の一つ、GTX 680 Mac Edition はしばらく売り切れとなっておりました。今回、久々に入荷しました。

GTX680












EVGA GeForce GTX 680 Mac Edition 2GB 24,800

新品販売時には20万円以上したQuadro K5000 for Mac も在庫ありです! また、Mac EFI 非対応
ながら性能が高くApple 公認のSAPPHIRE Radeon PULSE RX 580 8GB も在庫ありです。

SAPPHIRE Radeon PULSE RX 580 8GB GDDR5 + Mac Pro用電源ケーブル  24,800円

最近は品切れとなることも多くなってきました。ぜひ今のうちに確保を!

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2025年04月09日

Mac mini 用の面白ケース

Amazon にて販売されていました。

初代Mac の外観のMac mini 用ケースです。5インチモニタも内蔵されています。昔から、初代Mac 筐体を利用してMac mini を搭載するという個人的な魔改造は見かけましたが、その製品版という感じです。モニタが5インチですから(本物は9インチ)、本物の初代Macよりだいぶ小さいですね。大きさの違いはありますが、前から見た姿はかなりよく再現されていると思います。

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ディスプレイは、1024 x 600 解像度の 5 インチ IPS スクリーンということですが、セカンダリ スクリーン用とされています。この解像度では、メインスクリーンには認識されないのかもしれません。
驚くべきは、Apple ロゴまで使用していること。Appleから許可を得ているとは思えませんから、ちょっとアレな製品と言えるかもしれません。販売元は中国のようですね。面白い製品ですが、早晩、バンされてしまうかも。

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2025年04月03日

クラリスワークス書類を開きたい!

昔作ったあの書類、超久しぶりに必要に! なんてことはたまに起きるものです。昔焼いたCDにファイルを残していたり、もう動かないOld MacからHDDを取り出してファイルを救出!なんてことができたとしても、それだけで使えるかどうかは微妙です。当時の環境がないと開けないのか?
MS Office はかなり古いファイルでも、最新環境で開けると思います。FileMaker Proもファイル変換が必要なものの、最新環境でも使えたと思います。Macユーザーで困るのがかつてのApple 純正ソフト。クラリスワークスやAppleWorks です。これらのソフトにお世話になったユーザーも多いと思います。これらは現在iWork が後継ソフトになっているものの、開くことはできません。また、クラリスワークスの書類は初期はAppleWorks で開けたものの、バージョンが進んで開けなくなったと記憶しています。アップルは、総じて廃盤になったソフトのサポートには冷たいと言えます。
クラリスワークスはもう30年ほど前のソフトになるので、サードパーティーのソフトも厳しいように思いますが、今でもサポートしているAppがありました。LibreOfficeです。
最新バージョンでも、クラリスワークスやAppleWorks のワープロ書類が開けるとのこと。なんとMacWriteも開けるそうです。これはMacintosh 128K にバンドルされたワープロソフトです。これがあるとかなり安心ですね。ありがたや。

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2025年04月02日

MacBook Air M1の充電不具合解消!

2月に「MacBook Air M1 充電できない」の記事を投稿しました。やっと思い腰を上げて、USB-C ボードの交換を行いました。そして不具合解消! 無事、奥のUSB-Cポートからも充電できるようになりました。同様の不具合でお悩みの方、パーツを販売中です。

923-03553















I/O ボード, MacBook Air 2018/2019/M1用 2,800円
冷却ファン, MacBook Air 2018/2019/M1用 2,980円

不具合の多いファンも販売中です。

交換しての感想ですが、気になったのはT3の極小ネジですね。ここは慎重に。全体としては、意外に簡単でした。



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2025年03月25日

初代 Mac Pro 用ビデオカード入荷!

しばらく在庫切れになっていた初代 Mac Pro 2006/2007 用の標準のビデオカードが入荷しました。
geforce7300












nVIDIA Geforce 7300 GT 256MB 5,800円

今更と思われるかもしれませんが、この機種で専用の解析ソフトを走らせているケースがあるようで、根強い需要があります。ビデオカード故障も多くなっていますので、これで復活させましょう。
Mac Pro Early 2008以降とは、EFIの関係で通常は互換性がありませんので貴重なカードになります。

また高性能化するには、以下のカードが使えます。いきなり前言撤回みたいですが、このカードはEFI 32 bit/64 bit 両対応という珍しいスペックで初代 Mac Pro 2006/2007 にも使えます。

ATI Radeon HD 5870 1GB 15,980円
ATI Radeon HD 5770 1GB 9,800円

また、CPUアップグレードも可能。ただし、OS X 10.6.8 移行が必要ですので、お気をつけください。


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2025年03月21日

電源交換でIntel Mac 復活!

ウンともスンとも言わなくなってしまったOld Mac。多くの場合、電源が逝ってしまってます。Mac Pro, Mac mini, iMac では比較的多い不具合です。

 661-5011










Mac Pro Early 2009-Mid 2012用 電源 9,800円
Mac Pro Early 2008用電源 9,800円
Mac Pro Late 2013 電源 19,800円 15,980円
Mac mini 2010-2014 電源 6,800円 4,980円
 iMac 27インチ Late 2012-2020用電源  9,800円
iMac 21.5 inch Late 2012-2019 電源  5,800円

電源交換で復活させましょう。まだまだ使い道はありますよ。

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2025年03月13日

MacBook Pro 2021 のバッテリーの状態は?

私のメインマシンは、M1 Pro のMacBook Pro。2021年10月購入ですが、もう1年くらいはと考えています。周りでは同じマシンの人もそろそろと考えている方もいるようです。その中でなるほどと思ったのが、バッテリーが正常と表示されている内に買い替えたいというものです。要サービスと表示されるということは、正常ではないということですから、中古価格も下がってしまうというわけです。その方は現在85%とのことで、80%を切らない内に買い替えを検討しているそうです。
そこで、私もバッテリーの状態を確認してみました。

スクリーンショット 2025-03-12 午後5.34.16









え〜!100%!? これは嬉しいですが、3年半使っているMacBookが100%というのはとても信じ難いです。表示のイタズラで、一度減らしてフル充電すると下がるのでしょうか。いずれにしても、買い替えは当分先になりそうです。

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2025年03月07日

Mac Studio (2025) も登場、サポート名は?

MacBook Air M4 と同時登場となったのが、Mac Studio (2025) です。
Macに関してはモデルのサポート名称については、長年発売時期で区別されていました。以前は1年に複数回同一モデルにおいて新型が出ることもあったので、Mid 2010とかLate 2014のような呼び方をされていました。しかし、年に2回以上新型が出ることもなくなり、2016や2018のように年式のみで表すようになりました。さらに最近はSoC名と年式の併記になっています。MacBook Air (M4, 2025) が正式なサポート名になります。ちょっと面倒くさいので、MacBook Air M4 のような呼び方をすることも多いと思います。
ところが今回のMac Studio の正式サポート名はMac Studio (2025)。以前の呼び方に戻った形です。理由は明確で、M3 UltraチップとM4 Maxチップがラインナップされているためです。Mac Studio (M3/M4, 2025) という呼び方もできたと思いますが、長くなりすぎるのか或いは紛らわしいためか、Mac Studio (2025) となりました。
M3 Ultra の方がM4 Maxよりも倍くらい値段が高く性能も高いわけですが、それでも世代の数字が下位モデルよりも低いのは購入の際にはちょっと抵抗がありますね。Maxを2連結したのがUltraなのですが、M4 Maxは連結できる構造にはなっていないためM3 Ultraとなったそうです。それならM3 Maxを2連結したものをM4 Ultraと命名するマーケティング手法もあり得たと思いますが、インチキっぽいことはしたくなかったのか、或いは将来的に真のM4 Ultraを計画しているのか。

Mac Poについては、M3 Ultra で近く登場するのか、M4 Ultraを搭載してくるのか、はたまたM5 Ultraまでしばらく出ないのか、どうなるのでしょうか。

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2025年03月06日

MacBook Air M4 登場!

昨日はiPad Airの登場でしたが、本日はMacBook Airと連日のAir 登場です。

実は私、一度もMacBook Air をMy Mac として使ったことがありません。ある程度の性能を重視しているので、これまでAirは候補にならずProを使っていました。私が現在必須の条件としているのは・・・

・32GB メモリ
・2TB SSD
・外部ディスプレイ2台

となります。もちろん、CPU性能なども必要ですが、今やMシリーズならCPU性能不足ということもなさそうです。現在使用しているのは
MacBook Pro 14 inch M1 Pro 32GB/2TB 
のスペック。2021年購入で$2,999(税別)でした。性能不足と感じることもほぼなく、まだまだ使用する予定です。とは言え、ニューモデルの登場で、今買うならと想像します。
これまではAirでは上記条件を満足できず検討対象外でしたが、本モデルから条件を満足できるので検討対象となります。

MacBook Pro M4の同等スペックだと、$2,599です。下がりましたね。今回発表されたMacBook Air M4 だと、13 Inch で$2,199、15 Inch で$2,399 です。普段はディスプレイを2台接続するので、13 inchで十分です。しかし、たまに持ち出した時のことを考えると15 inchが良いのか。
今回すぐに購入することはありませんが、Airも候補に入ってきて次回購入が楽しみになってきました。

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2025年02月28日

Mac mini 冷却ファン、値下げ!

Mac mini 2018は、メモリスロットを備え最大64GBまでアップグレード可能。まだまだ、使えるIntel Macです。そんなMac mini 2018でご依頼が多いのが、冷却ファン。経年による異音、故障は散発しているようです。これまで少々高かったのですが、より安価にお求めいただけるようになりました。

923-02434












冷却ファン, Mac mini 2018 7,800円 5,980円
 
それ以前のMac mini用の冷却ファンも人気です。

冷却ファン, Mac mini Mid 2010-Late 2014用 2,980円

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2025年02月19日

MacBook Air M1 充電できない

副社長が使っているMacBook Air M1 ですが、奥のUSB-Cポートから充電できなくなってしまいました。手前からは問題なくできるので、奥のポートの故障で間違いないと思います。奥のポートも、充電以外は問題なく動作しています。
当初は、時々充電されておらず刺し直せば充電されるという状況でしたが、段々と頻度が高くなりほぼ充電されなくなってしまいました。取り敢えずは、手前のポートで充電すれば使えるので様子見していますが、いずれUSB-C ボードを交換しようと思います。

USB-C ボードは、他のM系MacBook Air と共通かと思ったら、なんと2018〜2020のIntel Macと共通でした。M2以降はMagSafe 付きなので、共通ではないわけですね。
これ、もしかしてこの頃のMacBook Air ではよくあるトラブルでしょうか。
いずれ、USB-C ボードを交換したら、またレポートしたいと思います。

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2025年01月16日

懐かしのXceed Gray Scale Adapter

Vintage Computer で昔取り扱った懐かしの製品です。

Xceedは030時代のビデオカードメーカー。特にSE/30用のビデオカードが有名です。このカード、外部モニターにカラー表示で出力することができました。同様のカードは、他社からも出ていました。このカードを特徴づけたのが、Gray Scale Adapterを追加して、内蔵モニタの白黒2色から、256階調のグレースケール表示ができることでした。内蔵モニタに大変繊細な表示ができるのは、感動物でした。

Vintage Computer で仕入れ先を発掘する際に、Xceedの関係者と知り合いました。2005年くらいのことです。SE/30が絶版となって14年ほど経過しており、もう周辺パーツもとっくに絶版。そんな中でも、レアパーツとして根強い人気がありました。その関係者は、本パーツを多数保有しており、個別販売していたのですが、まとめて引き取ってくれる先を探していました。もちろん、全部引き取りましたよ。ビデオカードは中古品でしたが、Gray Scale Adapterは何と新品! マニュアル付き。

Xceed24Gray










すごいものを発掘しました。まとまった数があったのですが、すぐに完売しました。その際に、なんと回路図もいただきました。あれはどこに行ったかな? 復刻版を作ればよかったか。

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2025年01月07日

純正 2TB NVMe SSD を超特価で!

超レアな純正NVMe 2TB SSD、超特価販売します。
このSSD、iMac 5K 2017/2019 モデルのみに採用されていましたが、MacBook Pro Retina 13/15 Late 2013-Mid 2015, Mac Pro Late 2013, iMac Late 2013-2019, Mac mini Late 2014で使用できます。
登場時にはなんと198,000円で発売しました。その後も最安値で128,000円となかなか手が出ない価格。それでも、ボチボチと売れておりました。今回驚きの超特価での販売です。

NVMe2TB














Apple純正 Samsung 2TB NVMe PCie SSD for MacBook Pro 2013-2015, Mac Pro 2013 他
128,000円 59,800円

macOS High Sierra 以降対応です。純正ならではの信頼性をお求めの方にお勧めです。在庫は限られますので、お早めに!

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2025年01月04日

明けましておめでとうございます

2025年もよろしくお願いいたします。
お正月早々ですが、新製品のご紹介です。


EnvoyPCIe











OWC Envoy Pro 1A PCIe SSD USB 3.2 Gen 2 ケース 12,800円

いやこれ、前から扱っていたでしょう?というツッコミも入りそうですが、新製品です。以前は、外観が全く同じUSB 3.0のケースを取り扱っていました。1Aの名がついた新製品は、USB 3.2 Gen 2対応です。旧製品は理論最大速度5Gbps (500MB/sec)ですが、新製品は理論最大速度10Gbps (1.2GB/sec)となり、倍以上高速になります。また、互換性も向上しております。
2013モデル辺りから2020モデルまでの純正SSDを外付けで使用可能になります。
注意点として、Macで10Gbpsの性能を発揮させるためにはUSB-C 接続とする必要があります。MacのUSB-Aポートは最大5Gbpsですので、最高速度は出すことができません。となると、付属のUSBケーブルがUSB-Aのみなのは???となりますが、互換性重視ですね。そこで、Vintage Computerでは10Gbps対応のUSB-Cケーブルをオプション設定しております。

旧製品と比べて色々面白いこともわかりましたので、今後取り上げていきたいと思います。




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2024年12月18日

macOS Sequoia とFileMaker Pro

コメントいただいた内容について、記事化しておきます。
今回、macOS Sequoia にアップデートする際に懸念していたのが2つの古いソフト。
・Microsoft Office 2019
・FileMaker Pro 18

結果的に、アップデート後も私の利用する範囲では問題なく動作し、結果オーライとなりました。その記事について、コメントをいただきました。

FileMaker Pro 19.3.2をMojave(銀Pro)で使用してましたが(中略)、M4 Macmini購入、インストールしてupdaterで19.6.3(昨年2月リリース)にしても、全くFileMakerは 立ち上がりません。調べると・・ なんとSequoia 15に対応しているのは先月リリースされたFileMaker Pro 2024(21.1.1)のみのようです。(中略)武藤社長はSequoiaでFileMaker Pro 18は正常動作しているのでしょうか?

メーカーの言う対応、非対応については、あくまでサポートや動作保証をするかどうかで、実際に動作するかどうかは別問題です。昔はこういう非対応ソフトが動作するかどうかをまとめたような情報が結構あったのですが、最近この手の情報は少ないですね。事前調査としてネットサーチするのですが、よくあるのが「〇〇のソフトは新OSで動作するでしょうか?」とう質問に対し「メーカーサイトでは非対応になっていますので、使用できませんよ。」というパターン。いや、そんなことわかった上での質問なんですけどね。
今回は、FileMaker Pro 18も問題なく動作しています。しかし、Venturaにアップデートした際には問題が発生しました。

スクリーンショット 2023-01-06 午前6.31.07
 







これはまいった。新バージョンを買うしかないか。しかし、高額だし。と思いつつネットサーチするとFileMaker Pro 18 の再インストールで解決するという情報が見つかりました。試してみると、ビンゴ!その後、Sonoma, Sequoiaとドキドキでしたが、何とか動作してくれています。
質問された方とはバージョンが違うので何とも言えませんが(稀に古いバージョンの方が動作する場合もあり)、今一度アプリの再インストールを試されてはいかがでしょうか。



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2024年12月06日

macOS Sequoia で戸惑ったこと

macOS Sequoia にアップデートし、特段不具合もなく、使用していたソフトの互換性も問題ないようで一安心。また、新機能も特に意識して使わなければ、あまり目に見えることもなく、ほとんどSonomaと同様に使っています。
ただ、新機能が逆に不便で戸惑ったことがあります。ウィンドウをドラッグすると、不意にウィンドウが最大化してしまいます。サイズを戻して位置を整えるとまた全画面に。不便ったらありゃしない! 検索してみると、システム設定の「デスクトップとDock」で「ウインドウを画面の端にドラッグしてタイル表示」をオフにすれば良いとのこと。ふむふむ、早速オフにしましたが変わりません。再起動が必要でした。再起動すると、うん、最大化しない。これにて解決!と思ったら、ドラッグの仕方によってはまだ最大化してしまいます。もう一つ、「ウインドウをメニューバーにドラッグしてフルスクリーン表示」もオフにする必要がありました。

スクリーンショット 2024-12-05 午後5.01.03



新機能の「スマートなウインドウのタイル表示」が、こんな動作に繋がるんですね。ノートブックのディスプレイのみだと、これが便利なんでしょうか? うーーむ。


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2024年12月03日

macOS Sequoia にアップデート

今頃?という声も聞こえてきそうですが、この四連休を利用してアップデートしました。これでも例年に比べると早い方です。
ここまでアップデートしなかったのは、仕事に使うマシンだからです。重大なバグやソフトの互換性により、仕事に支障をきたすことがないようにという考えです。四連休中にやったのも、問題が出ても対処できるようにこのタイミングとしました。
Sequoia も15.1.1 となり、バグも潰されてきたでしょうし、重大なバグの報告もないようです。この点ではOKでしょう。そして懸念されるのが、使用している古めのソフトが使えなくなるのではという心配です。心配なソフトは主に二つ。
・Microsoft Office 2019
・FileMaker Pro 18

Office 2019 は調べたところ不具合の情報がありました。しかし、そのスレッド内で、最終アップデートの16.78なら大丈夫という情報が! 早速チェックすると最終バージョンになっていませんでしたので、16.78にアップデート。Sequoia にアップデート後も大丈夫のようです。
FileMaker Pro の最新は2024、バージョン21です。こちらも心配でしたが、とりあえず大丈夫のようです。良かった!

さて、Sequoia になって一番良かったのが、Apple Watch Series 10 の不具合が解消したことです。この秋、Apple Watch Series 10 を購入し快調に使用していますが、唯一問題だったのがMacのApple Watchでロック解除が機能しなくなってしまったこと。Sequoia にすれば解消するのではと予想していましたが、その通りとなりました。ずっと指紋で解除していたのが、自動解除されるようになり快適です。
やっぱり新しいOSは良いですね。

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2024年11月26日

Mac Pro Late 2013用メモリ

Mac Pro Late 2013は、発表時は大きな注目を浴びましたが、拡張性の低さからApple自身から失敗作と言われてしまいました。しかし、その美しさや当時としての性能の高さは一級品で、Appleらしい製品と言えると思います。
拡張性が低いと言っても、メモリやSSDはアップグレード可能で、Mac Pro以外の機種としては決して拡張性が低いとは言えません。公式スペックでは最大64GBですが、実際は128GB化も可能です。

DDR3ECC4










128GBキット 32GBx4 DDR3 1333MHz ECC 45,800円
64GBキット 32GBx4 DDR3 1867MHz ECC 19,800円

128GBの場合、メモリの動作クロックは落ちてしまいます。そのためシステムとしての性能は若干落ちてしまいます。と言ってもその差は、ざっと3%程度。64GB以上のメモリが必要な場合の性能差は圧倒的なので、ヘビーな作業を行う方にはお勧めです。
Mac Pro Late 2013用メモリについては、少々気を付けるべき点がありますので、近くYouTubeで取り上げたいと思います。

vintagecomp at 11:52|PermalinkComments(0)

2024年11月23日

一番人気のRadeon HD 5770 が再入荷

これまで一番多く売れているグラフィックボードと言えば、Radeon HD 5770 だと思います。Mac Pro Mid 2010, Mid 2012の標準のグラフィックボードですので、壊れた際の第一候補がこれですね。またEarly 2008, Early 2009には設定されていませんでしたが、問題なく使用できますので、有効なアップグレードになります。
この人気のRadeon HD 5770 がしばらく在庫切れとなっておりました。再入荷です。

radeon5770HD
















ATI Radeon HD 5770 1GB 10,800円 9,800円
ATI Radeon HD 5770 1GB 18,000円 16,000円

また、初代Mac Pro, 2007モデルは、32bit EFIのため2010/2012用は通常使えないのですが、5770, 5780は32bit, 64bit 両対応となっており使用可能です。


vintagecomp at 10:31|PermalinkComments(0)

2024年11月22日

Mac Pro RAID カード用交換バッテリ、最後の1個

Mac Pro Early 2009〜Mid 2012にオプション設定されていたのが、純正 RAID カード。バッテリが搭載されていますが、バッテリだけに数年で要交換となってしまいます。以前は大変よく売れていました。これが、とうとう最後の1つとなりました。

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Mac Pro 2009-2012 RAID カード用交換バッテリ 15,800円

もちろん、新品です。他所ではまず、手に入らないのではないかと思います。RAID カードをご利用の方、最後の一つをお見逃しなく。


vintagecomp at 14:10|PermalinkComments(0)

2024年11月13日

Mac Pro 用パーツ 第三弾!

Mac Pro 用パーツ 第三弾、今回もMac Pro Early 2009〜Mid 2012用です。Early 2008でも使えます。今回は、これらのMac ProをmacOS 10.14 Mojave 以降で使う際に必須となる、Metal 対応グラフィックボードです。特に、Mac EFI 対応のグラボの正規品はもはや大変入手困難になっています。

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NVIDIA Quadro K5000 for Mac 4GB   29,800円 24,800円
EVGA GeForce GTX 680 Mac Edition 2GB 25,800円 19,800円

Quadro K5000 は、新品時には248,000円とかで販売されていた超ハイエンドでした。それだけに販売数も少なく、今では入手困難です。レアパーツをぜひこの機会に!

vintagecomp at 09:16|PermalinkComments(0)

2024年11月09日

Mac Pro Mid 2010/2012用パーツ 第一弾!

Mac Pro Mid 2010/2012用のレアパーツを、数回に分けてご紹介していきます。まずは、プロセッサーボード。

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Mac Pro Mid 2010/2012用 プロセッサーボード 3.06GHz 12 Core 64GB   29,800

シングルプロセッサー 4 Coreでも、これと入れ替えるだけで12 Coreに。さらにメモリスロットも8スロットに倍増。128GBまでいけるようになります。おすすめは、3.06GHz 12 Core 64GB。メモリ64GB付きでお得です。
Early 2009用には流用できませんので、ご注意ください。


vintagecomp at 10:19|PermalinkComments(0)
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